【解体屋が解説】マンションの受水槽(貯水槽)撤去|直結給水への切り替えメリット・工事の流れ・費用の目安|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2026/08/05

【解体屋が解説】マンションの受水槽(貯水槽)撤去|直結給水への切り替えメリット・工事の流れ・費用の目安

【解体屋が解説】マンションの受水槽(貯水槽)撤去|直結給水への切り替えメリット・工事の流れ・費用の目安

2026/08/05更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・解体費用だけで比較すると痛い目にある理由を解説
・良い解体業者の見分け方を解説
・実際の受水槽の撤去作業を画像付きで解説

目次

1 そもそも受水槽とは?給水方式の違いを早見表で確認

2 なぜ今、受水槽の撤去・切り替えが増えているのか【4つの理由】

3 切り替え前に確認したい3つのポイント

4 受水槽撤去工事の流れ【解体業者の視点で解説】

 4.1 現地調査

 4.2 受水槽のフェンス・付帯物撤去

 4.3 受水槽の構造解体

 4.4 受水槽の鉄骨架台の撤去

5 受水槽撤去の費用の目安は?

6 よくある質問(FAQ)

7 マンションの受水槽撤去は総合解体業者リプロへ

「受水槽(じゅすいそう)が古くなってきて、漏水が心配」

「毎年の清掃費や点検費の負担を減らしたい」

「タンクの跡地を駐輪場に使えないか」

マンションやビルの管理組合・オーナー様から、弊社にもこうしたご相談をいただくことが増えています。

その背景にあるのが、受水槽を撤去して、「直結給水(ちょっけつきゅうすい)」へ切り替えるという動きです。

水道本管から各戸へ直接給水する方式に変えることで、水質の向上・維持管理コストの削減・省スペースといったメリットが得られます。

本記事では、中・大型施設の解体を数多く手がけてきた解体屋の視点から、受水槽撤去の基礎知識・切り替えのメリット・注意点・工事の流れ・費用の目安までを、管理組合の方にも分かりやすく解説します。

そもそも受水槽とは?給水方式の違いを早見表で確認


 

受水槽とは、水道本管から引き込んだ水をいったん貯めておくためのタンクです。

マンションでは、以前まではこの貯めた水をポンプで各戸へ送る「受水槽方式(貯水槽水道方式)」が長く採用されてきました。

これに対して近年主流になっているのが、タンクを介さず本管から直接給水する「直結給水方式」です。両者の違いを早見表で整理します。

受水槽方式(従来) 直結給水方式(切り替え後)
給水の仕組み 一度タンクに貯めてから各戸へ 水道本管から各戸へ直接
主な設備 受水槽・高置水槽・ポンプ 増圧ポンプ(増圧式のみ)
水質 貯め置きによる汚染リスクあり 本管の新鮮な水をそのまま供給
維持管理 清掃・水質検査・点検が毎年必要 タンクの清掃・検査が不要に
設置スペース タンク・架台の場所が必要 撤去して跡地を有効活用できる
災害・断水時 貯留水を一時的に使える 本管が断水すると即断水

受水槽方式には、屋上の高置水槽(こうちすいそうへ汲み上げて重力で給水する「高置水槽方式」と、加圧ポンプで直接送る「ポンプ直送方式」があります。

いずれも撤去の対象となるのは、地上(または機械室内)の受水槽と、屋上の高置水槽です。

なぜ今、受水槽の撤去・切り替えが増えているのか【4つの理由】

① 水質:貯め置きによる汚染リスクを避けられる

受水槽は水を貯めておく構造上、タンク内で水が停滞します。

法律上、年1回以上の清掃が義務付けられていますが、もし管理が行き届かないと、藻の発生・虫や小動物の混入・サビやヘドロ汚れの蓄積といった汚染リスクがゼロではありません。

直結給水に切り替えれば、本管の新鮮な水がそのまま各戸に届くため、水質面の不安を解消できます。

② 維持管理コスト:法定の清掃・検査の負担を削減できる

有効容量が10㎥を超える受水槽は、水道法上の「簡易専用水道」に該当し、年1回以上の清掃と、登録検査機関による年1回の定期検査が管理者に義務づけられています(10㎥以下でも自治体の条例で管理が求められます)。

受水槽を撤去すれば、これらの清掃費・検査費に加え、ポンプの電気代や修繕・更新費といったランニングコストも不要になります。

③ 省スペース:撤去した跡地を有効活用できる

受水槽とコンクリート架台(かだい)は、敷地内に相応の面積を占めています。

撤去すれば、その跡地を駐輪場・宅配ボックス置き場・ゴミ集積スペースなどに転用でき、限られた敷地を有効に使えます。屋上の高置水槽を撤去すれば、屋上防水のメンテナンス性も向上します。

④ 老朽化・耐震:漏水や地震のリスクに備えられる

受水槽の多くはFRP(繊維強化プラスチック)製で、経年により表面のひび割れ・接合部の劣化・漏水が起こります。

古い受水槽は、点検・清掃のために槽の6面すべてを確認できる「六面点検」のスペースが確保されていないケースもあり、現在の基準を満たさないまま使われ続けていることも少なくありません。

老朽化したタンクは地震時の破損・転倒リスクもあるため、更新のタイミングで撤去・切り替えを選ぶ管理組合が増えています。

切り替え前に確認したい3つのポイント

メリットの大きい直結給水ですが、どのマンションでもすぐに切り替えられるわけではありません。事前に確認しておきたい点を挙げます。

1. 直結給水にできる建物かどうか(階数・水圧)

直結給水には2つの方式があり、建物の階数と地域の水圧によって採用できる方式が変わります。

方式 仕組み 目安の対応階数
直結直圧式 本管の水圧で直接給水 おおむね3〜5階程度(地域の水圧による)
直結増圧式 増圧ポンプで加圧して給水 おおむね10〜15階程度(自治体基準による)

切り替えの可否は、管轄の水道局との事前協議で判断します。増圧ポンプの設置が必要かどうかも、この段階で確認します。

2. 災害・断水時の備えをどうするか

受水槽には、本管が断水した際に貯留水を生活用水として一時的に使えるという利点があります。直結給水に切り替えるとこの備えがなくなるため、防災の観点をどう考えるかは、管理組合で共有しておきたいポイントです。

3. 管理組合の合意形成

受水槽の撤去・給水方式の変更は、共用設備に関わる工事です。総会での決議など、区分所有者の合意形成が必要になります。費用・工期・メリットを整理した資料をもとに、丁寧に検討を進めましょう。

受水槽撤去工事の流れ【解体業者の視点で解説】

実際の撤去がどのように進むのか、解体業者が担当する工程を中心にご紹介します。

① 現地調査(お見積もり時)

解体業者による現地調査では、受水槽・高置水槽の設置状況、配管ルート、搬出経路、屋上へのクレーン設置スペースなどを確認します。

撤去される構造がそれなりの大きさと重さになるため、撤去対象物の近くまで産廃のダンプが寄せられるかどうかで、撤去にかかる人工の数は変わってきます。

②受水槽のフェンス・付帯物撤去

実際に、撤去が始まる際には、マンションび設置される受水槽はフェンスで囲われていることが多いため、まずはフェンスの撤去から始めます。

事前に水が抜いてあるのを確認してから、配管・はしごなど付帯物の撤去を行なっていきます。

③ 受水槽本体の撤去

断水・配管の切り離しを行い、槽内の残水を適切に排水ができたのを確認したうえで、タンク本体を解体します。

FRP製は切断して搬出し、鋼板・ステンレス製は分別して搬出します。

大量にボルトナットで止まっている箇所があるので一つ一つインパクトで外していき、潰れてしまった箇所は、サンダーを使用しながら進めていきます。

④ コンクリート架台・基礎の撤去

受水槽を支えていたコンクリート架台や基礎を斫り(はつり)撤去し、跡地を整えます。

この現場では、鉄骨によって支えられていたので、鉄骨をダンプに積載できるサイズに、セーバーソーで切断を行なってから産廃処理を行いました。

⑤ 高置水槽(屋上)の撤去

撤去で大変なパターンは、屋上に受水槽が設置されているケースです。

屋上の高置水槽は、もし構造をバラして運ぶことができたとしても、搬出経路がエレベーターを使用できるのか階段なのかで、作業工程・作業時間が大きく変わってきます。

また、もし運び出すことが難しい場合は、クレーンによる揚重(ようじゅう)で解体・搬出することも考えられます。その場合は、大型のクレーン車のレンタルが必要になるため、その分だけさらに費用はかかってきます。

⑥ 産業廃棄物の適正処分

FRP・金属・コンクリートガラなどの廃材は、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行して適正に処分します。リプロは産業廃棄物収集運搬の許可を持ち、自社で産廃運搬から処分まで一貫対応します。

受水槽撤去の費用の目安は?

受水槽撤去の費用は、おおよそ20万円〜50万円程度が目安です。タンクの容量・材質(FRP・鋼板・ステンレス)・設置場所(地上か屋上か)・搬出経路の範囲によって大きく変動します。

受水槽撤去は、設置される場所によって条件が大きく異なるため、正確な費用は現地調査のうえでのお見積もりでご確認いただくのが確実です。

現地調査・お見積もりは無料で承っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 受水槽を撤去すると、水道代は安くなりますか?

水道料金そのものが下がるわけではありませんが、ポンプの電気代や、清掃・水質検査などの維持管理費が不要になるため、ランニングコスト全体では負担を軽減できるケースが多くあります。

Q2. 工事中は断水しますか?

配管の切り替えのタイミングで一時的な断水が発生します。居住者の方への影響を最小限にするため、事前に工程を調整し、日時をご案内したうえで作業を進めます。

Q3. 屋上の高置水槽だけの撤去も頼めますか?

可能です。給水方式の変更にあわせて不要になった高置水槽のみの撤去・屋上防水の復旧も承っています。

Q4. 直結給水に切り替えられるか分かりません。相談できますか?

はい。建物の階数・水圧・設備の状況をもとに、切り替えの可否や必要な工事を整理してご提案します。水道局協議や設備工事との連携も含めてサポートします。

Q5. 管理組合の総会用に、資料や見積もりを用意してもらえますか?

承っています。費用・工期・工事範囲をまとめたお見積もりをご用意しますので、合意形成の資料としてご活用ください。

マンションの受水槽撤去は総合解体業者リプロへ

受水槽の撤去、とくに屋上の高置水槽の撤去は、重機・クレーンによる揚重や高所作業を伴う専門性の高い工事です。リプロには、こうした工事に対応できる体制が整っています。

  • 中・大型施設解体の実績:マンション・ビルなどRC造建物の解体を200件以上手がけてきた実績があります。
  • 建機保有:自社で建機を保有し、屋上からの揚重・搬出をワンストップで対応します。
  • 産廃の自社処分・マニフェスト対応:収集運搬から処分まで自社で完結し、適正処理を書面で証明します。
  • 中間マージンのない直接発注:管理会社や設備業者を介すると、再委託分の中間マージンが費用に上乗せされることがあります。リプロは撤去工事を直接担う総合解体業者のため、余計な仲介を挟まず適正な価格でご依頼いただけます。

リプロは、東京23区・埼玉県を中心に、神奈川県・千葉県の一部エリアで解体工事を手がける総合解体業者です。マンション・ビルの受水槽撤去から、屋上の高置水槽の揚重・撤去、コンクリート架台の斫り、産業廃棄物の適正処分、跡地の整地まで、一貫してお任せいただけます。

「受水槽が老朽化してきた」「維持費を見直したい」「直結給水に切り替えられるか相談したい」――そんなときは、まずお気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

  • お電話:0120-57-5517(受付時間 9:00〜18:00)
  • お問い合わせフォーム:かんたん無料見積もりフォームよりご連絡ください
  • メールinfo@ripro.net

受水槽の撤去・切り替えは、建物ごとに最適な進め方が異なります。管理組合・オーナー様の状況にあわせて、無理のない計画をご提案します。


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