解体業者が見積り前の現地調査で確認する項目を解説【木造住宅解体】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/01/07

解体業者が見積り前の現地調査で確認する項目を解説【木造住宅解体】

解体業者が見積り前の現地調査で確認する項目を解説【木造住宅解体】

2023年7月18日更新

目次

1 解体の現地調査って何をするの?

2 解体の現地調査ですること

 2.1 現場の道路状況の確認

 2.2 隣地との境界や確認

 2.3 敷地内のトラックを止めるスペースの確認

 2.4 解体する建物の確認

 2.5 解体する付帯物の確認

 2.6 庭の確認

 2.7 残置物の有無

3 まとめ

解体の現地調査って何をするの?

解体業者と聞いて、なんか怖いな、乱暴な人が多くて関わりたくないな、と思われませんか?

できれば、解体業者とはなるべくコミュニケーション取らないで、見積もりだけとって費用を確認したいところでしょう。

ですが、、、

解体業者の現地調査は、必ずお立ち会いしてください。

見積もり前の現地調査で、解体業者の施工への姿勢を確認してください。この現地調査で、トラブルを起こす業者と起こさない業者がだいたいわかってしまいます!

何故かというと、、、

これから建物を建てる新築では、坪○○万円などだいたいの相場があるのとは異なり、建物を解体する場合は、現地での様々な要因が絡み合って解体費用が決定されます。

どれだけ真剣に価格に向き合っているか、どれだけお客様に向き合っているか、どれだけ近隣住民の方への気遣いができているか、現地調査時の振る舞いでだいたいわかってしまいます。

解体業者の人は、あまり一般のお客様と接することに慣れていません。

これは、ある意味でお客様の気持ちがわからずに、業者の自分たちの都合で見積もりや工事が進んでしまう危険性が伴っているとも言えます。。。

しっかりと、最後まで信頼のできる業者だと判断してから、施工会社を決定してみてください。

解体の現地調査ですること

それでは、実際に解体の現地調査とはどんなことをするのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。

現場の道路状況の確認

重機の搬出入のルート
前面道路の交通状況

確認事項は主に、二つあります。

まずは、重機をトラックに乗せて住宅地の狭い道路へ運ぶことになるので、大通りからの侵入箇所、一方通行の確認など周辺道路状況の確認をします。

道路の幅員を確認することで、現場の解体する建物の構造や重機作業エリアの確保の状況と、搬入できる重機のサイズを照らし合わせて最適な重機を選択しています。

道路が狭く、小さいミニサイズの重機しか入れられない場合は、どうしても工期が伸びてしまうので、お見積り金額が高くなる傾向にあります。

次に、前面道路の状況により、交通誘導員の配置が必要になる場合も検討すべきことになります。

これは、見積もり金額にダイレクトに反映される事項ですので、事前に解体業者が確認しているか必ずチェックしてみてください。

交通誘導員は、1名につき人件費が1日20,000円以上かかってしまいます。

必要になる交通誘導員が多ければ多いほど、そして解体施工期間が長くなればなるほど高くなるのですが、数十万円ほど追加料金となることを頭に入れておくといいです。

隣地との境界や確認

隣地との境界線と外構塀の所有関係

隣地との境界を、施主様に事前確認をすることで、ブロック塀などの外構をどこまで壊していいのか確認します。そうすることで、解体後にお隣さんとのトラブルを事前に回避します。

住宅の解体施工で非常に多い、壊さなくていいところまで壊してしまったケース。

現場職人への連絡ミスや確認不足で、隣地所有のブロック塀を壊してしまって、これからも何十年間と関係が続くお隣さんと大揉めになるなんてことも!

解体業者が事前に、ブロック塀などの外構の所有関係をチェックしているか確認してみてください。

意外と多いのが、、、

現地調査時は日本人で立ち会ってくれていたけど、現場で解体作業をするのは外国人の方で、コミュニケーションが取れていなくて、隣のブロック塀を壊してしまったなんてことも実際に起こり得ます。

敷地内のトラックを止めるスペースの確認

産廃運搬のトラックの配置

解体施工が始まるとまずは、ブロック塀などの外構部分や、一階部分の外壁の先行手壊しを行い、解体から発生した産廃を載せて、運ぶためのトラックを配置できるスペースの確保をします。

もし現場の敷地内にスペースを確保できなかった場合、近隣のスペースに駐車したトラックまで、産廃廃棄物を運ぶための作業員を追加する必要が出てきます。

こちらも、見積もり金額にダイレクトに反映される事項ですので、事前に解体業者が確認しているか必ずチェックしてみてください。

このケースも金額にして、おおよそ10~20万円ほど追加されてきます。

また、道路部分にトラックがはみ出して作業するのであれば、自治体から道路の使用許可を取得する必要もあります。

道路使用期間も限られているので、期間内に解体施工を終えないと、許可なしで違法なまま解体施工を続けるなんことも!

解体業者がしっかりと、施工計画を立てられているかチェックしてみてください。

解体する建物の確認

建物の構造と述べ床面積
屋根材・外壁材とアスベストの有無
電気の引き込み、ガス、水道の栓
下水道なのか、浄化槽なのか

まずは、建物の構造が木造なのか、軽量鉄骨造なのか、鉄筋コンクリート造なのかと、延べ床面積で掛け算をすることで大まかな金額を算定します。

ここまでは、どこの解体業者でもすると思いますが、さらに念密の見積もりを算定する業者ですと、屋根材、外壁の素材と、アスベストの有無を確認します。

アスベストがあった場合、その撤去に細心の注意と、産廃処理費用が高くなることを前もって見積もりする必要があります。

木造でアスベストがあった場合は、アスベスト除去基準はレベル3がほとんどなのですが、屋根材にアスベストが含有されていた場合には10万円ほど、外壁のサイディング材などにアスベストが含有されていた場合、金額にして数十万円の追加費用が発生することがあります。

アスベストレベル3の外壁材を含む住宅解体の事例【解体業者が解説】

アスベストがあった解体のケースは、こちらのブログをご覧ください。

気をつけたいのが鉄骨造またはRC造で、鉄骨にアスベスト吹かれていた場合、こちらはアスベスト除去基準がレベル1になってしまうので、数百万円単位の追加費用が発生するなんて、恐ろしい事態が起こり得ます。

最近では、アスベスト規制がとても厳しくなっているので、事前に所有者様ご自身で、どこにどんなアスベストが使われているのか調べられておくことをお勧めしております。

また、電柱からどこに電線を引き込んでいるのか、ガス栓、水道栓の位置を確認して、解体時に誤って壊さないように事前にチェックします。

最近では、下水道が多くなりましたが、昔の浄化槽が埋まってそのままになっているなんてケースもよくあります。

浄化槽をそのまま埋めておくと、土地に建物を新築する際に障害になってしまうため、こちらも撤去していきます。

解体する付帯物の確認

ベランダ
ウッドデッキ
浄化槽
発電システム

これらは、一般的に建物には含まれずに、建物の付帯物と呼ばれるものです。それぞれに解体費用がかかるので、この付帯物の有無によって、見積もり金額は十万円ほども変わってきます。

排水が下水道であれば問題ないのですが、浄化槽であった場合、解体後に土地を掘削する必要があるので、浄化槽の位置を確認します。浄化槽の撤去費用が10~20万円の追加費用がかかってきます。

後付けで、太陽光発電や発電システムを設置している場合、その撤去にも費用はかかります。

庭の確認

ブロック塀・フェンス・土間
カーポート・物置
庭木

庭の不用品の撤去です。こちらも、建物の解体費用には含まれません。

ブロック塀、カーポート、物置、庭木全てを撤去すると、撤去費用と産廃費用で合わせて一般的な住宅でもおおよそ20~30万円はかかります。

残置物の有無

残置物を解体業者で処分する場合の費用を算出します。

こちらで問題なのが、解体業者で残地物を処分すると、全て産業廃棄物として処分しなくてはならないので、一般ゴミで処分する場合と比べて、非常に割高になってしまうのです。

当然、大きくて玄関から運び出しができないようなタンスなど大きなものは、中である程度作業員が解体して運ぶことになったりしますので、その分の人件費もかかってしまいます。

現在の解体業界では、分別解体といって解体材ごとに分けて処分することが義務づけられています。

昔みたいに、残置物もそのまま、重機でぐちゃぐちゃにして壊していくなんてことはできなくなっています。

家電は、家電リサイクル法により、処分が決まっているため、ここでも費用は上乗せされていきます。

解体する前にできる限り、自分で処分できるものは一般ゴミで処分した方が、見積もり金額を抑えることができます。

まとめ

このように、解体施工というものは、現地調査で調べないとならない箇所が多岐に渡っているのはご理解いただけましたか?

これらを全て事前にチェックしてくれる解体業者はなかなかないかもしれません。

では、どのように解体業者を選べばいいのでしょうか?

とにかく一番に言えるのは、

「お客様が信頼できると思える解体業者を一社見つけてください。」

複数社の相見積もりが当たり前にはなりましたが、ホームページなどで会社の信頼性、実績やメール、電話の対応である程度解体業者の姿勢を把握してください。

そして何より、、、

見積もりの現地確認で、トラブルを起こす解体業者か起こさない解体業者かを見極めてください!

リプロでは、木造住宅の解体の見積もり前に、現地確認をお客様の立会いを必須として行なっています。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンが10%程度発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術の不安

解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない
・技術力のある職人による施工と豊富な建機所有

解体業者へ直接発注で解体費用を抑えながら、狭い立地、騒音など近隣への配慮や、鉄骨造、RC造など少し難しい現場のご相談ならぜひリプロまでお問合せお待ちしております!
 

<解体費用を項目別に詳細を大公開!【木造住宅解体費用】>

解体費用に関して項目別にどんな費用がかかってくるのか詳しく解説していますので、こちらもご参考くださいね。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください♪>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください♪>
 

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