【プロが解説】カーポート撤去費用の相場と内訳|見積もりの読み方・原価まで透明解説|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2024/08/08

【プロが解説】カーポート撤去費用の相場と内訳|見積もりの読み方・原価まで透明解説

【プロが解説】カーポート撤去費用の相場と内訳|見積もりの読み方・原価まで透明解説

更新:2026年6月12日

<解体業者が教える3つのポイント>
・カーポートの撤去費用の相場がわかる
・作業手順を一からバッチリ画像付きで解説
・壊した解体材は産廃ゴミになるのに注意

目次

1 カーポートの撤去費用の相場【タイプ・台数別】

2 なぜ近年、カーポートの撤去費用は上昇しているのか

3 カーポート撤去費用の内訳【何にいくらかかるのか】

 3.1 費用が変わる5つの要因

 3.2 見積書のチェックポイント【失敗しない比較】

 3.3 カーポートの撤去費用を抑えるポイント

4 カーポートの実際の解体方法

 4.1 カーポート撤去作業前に準備するもの

 4.2 天井部と側面の波板撤去

 4.3 スチール製の枠と支柱撤去

 4.4 簡易のモルタル補修

 4.5 解体材の産廃運搬処理

5 台風・大雪で壊れた場合は火災保険が使える場合があります

6 よくある質問(費用に関するFAQ)

7 外構撤去は解体業者リプロへ|写真を送れば見積もりはすぐ

「カーポートの撤去って、いくらかかるんだろう?」「もらった見積もり、この金額って妥当なの?」――カーポートの撤去を検討するとき、最も気になるのが費用ではないでしょうか。

カーポートの撤去費用は、業者やカーポートの状態によって幅があり、「なぜこの金額なのか」が分かりにくいものです。なかには内訳が「一式」とだけ書かれた見積書もあり、金額が適正かどうか判断しづらいケースも少なくありません。

本記事では、解体のプロの視点から、カーポート撤去費用の相場・費用の内訳・原価の考え方・見積書のチェックポイントまで、費用にしぼって透明に解説します。撤去の手順やDIYの方法、基礎撤去の作業内容など、撤去全体の流れを知りたい方は、あわせて総合ガイドもご覧ください。

📘 撤去全体の流れ・DIYで撤去か解体業者に依頼すべきかはこちら:老朽化したカーポートの解体・撤去の流れ(総合ガイド)

カーポート撤去費用の相場【タイプ・台数別】

8~12万円

くらいが相場ではないでしょうか(2024年現在弊社実績)。

数年前までは、6~8万円が相場とお伝えしていましたが、最近では作業員の人件費の高騰と産廃処分処理費用の高騰から相場が上がっています。

数年前までは、作業員の人件費は1人工あたり20,000円ほどだったのが、現在では23,000円(都内近郊エリア)ほどに上がっており、産廃処理費用も処分場がどこもゴミでいっぱいになり、費用が上がり続けてしまいっています。

カーポートの撤去は、スチール製、木製、アルミ製問わず、基本的には2~3人で解体していきます。

そのため、もし3人必要な現場であれば、人件費だけで7万円弱となりますので、そこに産廃処理費用に加えて、トラック代、電動工具代、諸経費、解体業者の利益分など諸々考えると、6~8万円ほどで解体撤去するのはなかなか厳しくなってきているのはご理解いただけるかと思います。

カーポートの撤去費用は、支柱を地面で切断する「面カット」で撤去するか、基礎(コンクリート)まで撤去するかで大きく変わります。タイプ・台数別の目安は次のとおりです。

撤去方法・タイプ 費用の目安
1台用・面カット(基礎を残す) 8〜12万円程度
2台用・面カット(基礎を残す) 10〜15万円程度
基礎(根巻きコンクリート)まで撤去 30〜40万円程度

※2026年現在の目安です。カーポートの大きさ・素材・現場の状況によって変動します。

ポイントは、「基礎を残すか、撤去するか」で費用が大きく変わることです。多くのケースでは支柱を地面で切断する「面カット」で対応でき、この場合は10万円前後に収まります。一方、地中およそ60cmまで埋まった根巻きコンクリートの基礎まで撤去する場合は、重機が必要になり、30〜40万円程度まで上がります。

「撤去後も駐車スペースとして使う」のであれば、基礎を残す面カットで十分なケースがほとんどです。この判断が費用を左右する最初の分かれ道になります。

なぜ近年、カーポートの撤去費用は上昇しているのか

数年前まで、1台用カーポートの撤去費用は6〜8万円ほどが相場でした。それが現在8〜12万円程度に上昇しているのには、明確な理由があります。

  • 作業員の人件費の上昇:都内近郊では、作業員1人あたりの人件費(人工=にんく)が、以前の20,000円ほどから23,000円ほどへと上昇しています。カーポート撤去は2〜3人体制で行うため、この上昇は費用に直接影響します。
  • 産業廃棄物の処理費の高騰:撤去で発生する廃材の処分費が、年々上がり続けています。

つまり、費用が上がっているのは業者の利益が増えたからではなく、人件費と処分費という「原価」が上昇しているためです。この背景を知っておくと、提示された見積もりが妥当かどうかを判断しやすくなります。

カーポート撤去費用の内訳【何にいくらかかるのか】

カーポートの撤去費用は、主に次の項目で構成されています。「総額いくら」ではなく、何にいくらかかっているのかを知ることが、適正価格を見極める第一歩です。

費用項目 内容
解体・撤去作業費(人工費) 作業員の人件費。23,000円/人 × 人数 × 日数が基本。撤去費用の中心を占めます。
産業廃棄物処分費 撤去したスチール・アルミ・波板などの廃材を、種類ごとに適正処分する費用。
運搬費 廃材を処理施設まで運ぶトラックの運搬費。
モルタル補修費 支柱の切断面や地面の取り合いを補修する費用。
諸経費 養生・現場管理・工具の消耗などにかかる費用。

原価で見るモデルケース(1台用・面カットの例)

たとえば、1台用カーポートを面カットで撤去するケースを原価で分解すると、おおよそ次のようなイメージです(あくまで一例です)。

  • 解体・撤去作業費:23,000円/人 × 2〜3人 × 1日 = 約5〜7万円
  • 産業廃棄物処分費:約1〜2万円
  • 運搬費:約1〜1.5万円
  • モルタル補修・諸経費:数千円〜

これらを合計すると、おおむね8〜12万円程度になります。人件費が費用の大半を占めることが分かります。だからこそ、人工単価と作業人数・日数を把握すれば、見積もりの妥当性が見えてきます。

💡 実際の見積書を原価レベルで公開した記事もあります。費用構造の理解にお役立てください。 ブロック塀撤去の見積り公開・原価の解説 / 万年塀撤去の見積り公開・原価の解説(高額ケース)

費用が変わる5つの要因

カーポートの撤去費用は、主に次の5つの要因で決まります。

  1. 基礎を残すか・撤去するか:最も影響が大きい要因です。面カット(基礎を残す)なら10万円前後、基礎撤去まで行うと重機が必要になり30〜40万円程度になります。
  2. 台数(大きさ):1台用→2台用→3台用と大きくなるほど、作業量・廃材量が増えます。
  3. 素材・屋根材:スチール・アルミ・ポリカーボネート・折板屋根など、素材によって作業性と処分費が変わります。
  4. 高さ:ハイルーフタイプなど背の高いカーポートは、高所作業の手間が加わります。
  5. 搬出経路・廃材量:トラックを停められる場所が遠い、廃材が多いといった条件で運搬・処分費が変わります。

なお、撤去方法(面カットか基礎撤去か)の具体的な作業内容や、屋根材・メーカー別の特徴については、総合ガイドでくわしく解説しています。

📘 カーポートの種類・屋根材・基礎撤去の詳細はこちら(総合ガイド)

見積書のチェックポイント【失敗しない比較】

複数の業者から見積もりを取る際は、総額の大小だけで選ぶと失敗のもとになります。次のポイントを確認しましょう。

  • 「一式」表記に注意する:「カーポート撤去一式 ○○円」とだけ書かれた見積書は、何にいくらかかるのか分かりません。人工費・処分費・運搬費・補修費・諸経費の内訳が明記されているかを確認しましょう。
  • 産業廃棄物の処分費・運搬費が含まれているか:これらが抜けていると、後から追加請求される可能性があります。
  • 基礎の扱いが明記されているか:「面カットなのか、基礎撤去まで含むのか」で金額が大きく変わります。見積もりにどちらが含まれるか必ず確認してください。
  • 極端に安い見積もりの裏側に注意:相場を大きく下回る金額の場合、廃材の処分費が適切に計上されていないことがあります。不法投棄などにつながれば、結果的に依頼主が困ることにもなりかねません。

内訳を丁寧に記載している業者ほど、費用の透明性に自信を持っている証といえます。

カーポートの撤去費用を抑えるポイント

費用を適正に抑えるために、知っておくと役立つポイントがあります。

  • 他の外構撤去と同時に依頼する:フェンスやブロック塀など、他に撤去したい外構があれば、まとめて依頼することで人工・運搬を効率化でき、トータルの費用を抑えやすくなります。
  • 撤去後も駐車場として使うなら面カットを選ぶ:基礎を残せるケースでは、無理に基礎撤去をせず面カットを選ぶことで、費用を大きく抑えられます。

カーポートの実際の解体方法

解体費用の相場感がわかったら、次はご自身でDIYで解体する場合のケースを考えていきましょう。

実際の弊社のカーポートの撤去作業を紹介しながら、ご説明していきます。

作業の開始前はこんな感じ。

今回の現場は、カーポートの支柱の材質がスチール製で、天井材や側面は波板でできていました。

昔の構造はスチール製か木製が多いのですが、最近ではアルミ製も多く、材質によって作業工程は少し異なります。

ですが、基本的には天井材や側面をバラして、構造だけにしてから母屋や支柱を切断して撤去するという流れは変わりません。

※比較的新しいアルミ製などでボルトナットが効いている場合は、支柱と地上面部分以外の構造は切断する必要がないため、電動のインパクトドライバーでばらすことができるケースもあります。

カーポート撤去作業前に準備するもの

カーポートの撤去で必要になるものをご紹介していきます。

トラック

ちなみに、壊したブロックは一般ゴミでは捨てられないため、産廃廃棄施設に運搬しないとならないので、トラックの用意があるといいです。

カーポートの天井部の解体作業時には、1名が解体作業を行なって、もう1~2名が支える必要があります。スチール製、木製、アルミ製問わず、基本的には2名以上での作業になります。

カーポートの撤去に主に今回使ったのはこの二つ。

バール

カーポートの枠に波板がボルトで止まっている箇所をとにかくぶっ壊していくのはこれ。

ホームセンターなどでバールを購入する場合、およそ数千円で購入できます。

セーバーソー

こちらは、スチール製の支柱や母屋を切断するのに使います。

DIYされる方にはそこまで馴染みはないかもしれませんが、手壊しの解体作業をする際の三種の神器の一つです。

本体と刃を合わせて、2~3万円ほどで用意できます。

あと、自分の身を守るものとして、これ。

革手袋

通称、かわてと職人は呼びます。

カーポートの構造を切断するのにセーバーソーを使うので、通常のゴム製ではなく、必ず革製の手袋を使ってください。

200円くらいで、ホームセンターで買えます。

モルタル補修も考えると、さらにこれ。

ドライモルタル・コテ・コテ板・フネ

補修用にご用意を。

これは、DIYされる方にはお馴染みの左官道具ですね。

うーん。。。

もし、DIYで撤去することを考えると、すでにこれらを用意するだけで、ハードルが高い気がする。。。

さあ、それでは、張り切ってカーポートをぶっ壊していきましょう!

波板の撤去

作業開始。

バールを使ってテコの原理で波板との接続部をひたすら外していきます。

裏から見るとこんな感じ。

接続部を外せば、あとは波板を撤去すればスッキリ。

側面の波板を外すと、このように支柱と母屋のみになりました。

続いて、天井部の波板の撤去になります。

こちらも接続部をバールで外していきます。


そして、波板を撤去し、母屋をセーバーソーで切断するとこんな感じ。

続いては、梁部分をセーバーソーで切断して、トラックに乗せられるサイズにしていきます。

この時に、支柱が地面についたまま梁を切断しようとすると、切断される際に梁を支えきれないまま落下させてしまって大怪我をしてしまう場合があります。

そうならないように、このようにあらかじめ面(つら)カットで支柱を切り離しておきます。

スチール製の枠と支柱撤去

作業員が3人いれば、一人はセーバーソーで切断をし、もう2人は地面から切り離した支柱を左右れぞれで支えて切断しても支柱や梁を落下させないようにするのがポイントになります。

セーバーソーのように、切断をする電動工具は、普段使用されていない方には非常に危険になりますので、取り扱いにはご注意ください。

簡易のモルタル補修

最後に、支柱を面カットした場合、先が鋭利なままなので切断面をそのままにすると、手を切ったりするのでとても危険です。

リプロでは、簡易的なモルタル補修をすることで、怪我防止を行なっています。

モルタルが完全に乾くには24時間かかります。

補修される際には、天気をしっかり事前にチェックなさってください。

解体材の産廃運搬処理

カーポートの解体で発生した解体材を全てトラックに積み込みできたら、そのまま産業廃棄物処理場まで運搬処理を行います。

カーポートから出た支柱や梁などは一般込みでは捨てられないため、産業廃棄物処理が必要になります。

もし、DIYで解体して出た解体材は、専門の収集運搬ができる業者にご依頼ください(解体業者は、当然ながら収集運搬許可を持っています)。


 

いかがでしょう?

カーポートの撤去は、DIYとしては結構難易度高いかもしれません。

用意する専用道具、作業補助の人、壊した解体材の産廃運搬と廃棄処分。

ご自身で作業が難しいと思われた方は、プチ解体大好きなリプロまでお問い合わせくださいね。

台風・大雪で壊れた場合は火災保険が使える場合があります

台風や大雪などの自然災害でカーポートが破損した場合、加入している火災保険の「風災・雪災」補償の対象になる場合があります。撤去・修理の費用負担を軽減できる可能性があるため、覚えておくとよいでしょう。

ただし、補償の有無や範囲は契約内容によって異なり、経年劣化が原因の破損は対象外となることが一般的です。実際に適用できるかどうかは、必ず加入中の保険会社または代理店にご確認ください(本記事は補償を保証するものではありません)。

よくある質問(費用に関するFAQ)

Q1. カーポート撤去の費用は何で決まりますか?

最も大きいのは「基礎を残すか撤去するか」です。面カット(基礎を残す)なら10万円前後、基礎撤去まで行うと重機が必要で30〜40万円程度になります。そのほか台数・素材・搬出条件で変わります。

Q2. 基礎の撤去はなぜ高くなるのですか?

地中およそ60cmまで埋まった根巻きコンクリートを撤去するには重機が必要になり、作業日数と人工、処分する廃材も増えるためです。駐車場として使い続けるなら、基礎を残す面カットで対応できるケースがほとんどです。

Q3. 台風・大雪で壊れた場合、火災保険は使えますか?

風災・雪災補償の対象になる場合があります。ただし契約内容により、経年劣化は対象外が一般的です。適用可否は保険会社にご確認ください。被害写真・見積書の発行は当社で対応します。

Q4. 相見積もりでは何を見ればいいですか?

総額ではなく内訳を比較してください。人工費・処分費・運搬費・補修費が明記され、基礎の扱い(面カットか基礎撤去か)が同条件になっているかを確認すると、正確に比較できます。

Q5. 後から追加費用が発生することはありますか?

事前に基礎の有無や廃材量を確認していれば、追加は基本的に発生しません。だからこそ、見積もり段階で内訳と前提条件を明確にしておくことが大切です。

Q6. 写真だけで費用の見積もりは出ますか?

はい。カーポートの写真をお送りいただければ、概算のお見積もりをご提示できます。

外構撤去は解体業者リプロへ|写真を送れば見積もりはすぐ

リプロは、東京23区・多摩地域・埼玉県を中心に、神奈川県・千葉県の一部エリアで解体工事を手がける総合解体業者です。お家まわりの工作物(カーポート・フェンス・ブロック塀など)の撤去件数は日本トップクラスの実績があります。

「うちのカーポート、いくらで撤去できる?」「この見積もり、妥当かな?」――そんなときは、まずカーポートの写真をお送りください。写真とお電話だけで、内訳の分かるお見積もり金額のご提示が可能です。

  • 写真の送付先(メール)info@ripro.net
  • お問い合わせフォーム:かんたん無料見積もりフォームよりご連絡ください
  • お電話:0120-57-5517(受付時間 9:00〜18:00)

費用の内訳を明確にしたうえで、撤去から廃材の処分、撤去後の補修まで一貫してお任せいただけます。カーポートの撤去費用が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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