カーポートの解体・撤去の流れ|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/04/14

カーポートの解体・撤去の流れ

カーポートの解体・撤去の流れ

更新日:2023年7月15日更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・カーポートの撤去費用と種類と特徴をわかりやすく解説
・DIYで撤去できるのか、その場合の確認点と注意点は?
・解体業者の実際の施工を画像付きで紹介

目次

1 カーポートの撤去はどこに頼めば良いの?

2 カーポートの解体費用

3 カーポートの種類・耐久性

 3.1 片側指示タイプ

 3.2 両面支持タイプ

4 DIYでカーポートを撤去する方法

 4.1 用意する工具

 4.2 カーポート解体の作業手順

  4.2.1 屋根を外す

  4.2.2 骨組みをインパクトドライバーでバラす

  4.2.3 支柱部分を地上面で切断する

  4.2.4 切断面をモルタルで補修する

 4.3 カーポートの基礎を撤去するケース

5 解体業者に発注する

 5.1 実際の施工事例

  5.1.1 工事の内容

  5.1.2 作業の内容

6 外構撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

カーポートの撤去はどこに頼めば良いの?

長年、家の駐車場の屋根となってくれていたカーポートも、老朽化で傾いてしまっていたり、錆びて使い物にならなくなっていることもありませんか?

そんな時は、どこに頼めばいいのでしょうか?

新築した時の工務店?

ホームセンター?

カーポートの撤去・解体であれば、、、

解体業者に頼めます!

解体業者は撤去だけでなく、発生した解体材も処分してもらえます。

ただ、、、

解体業者と言われても、一般の方には馴染みがないかと思います。

ビルや工場など大型施設を解体することもあれば、住宅や住宅周りの解体をする業者もございます。

まずは、インターネット検索で、

「カーポート 撤去 業者」

「カーポート 解体 〇〇市」

などで、住宅周りの外構撤去が可能な解体業者なのか、チェックしてみてください。中には、施工事例などで価格も掲載している会社さんもあるので、参考になりますよ。

カーポートの解体の費用

6~8万円

が相場です。

カーポートの構造は基本的にどこのメーカーも似たようなもので、ブロック塀や万年塀のように、施工規模によって大きく金額は変動するということはあまりありません。

都内や埼玉県の都市部の住宅地ですと、駐車エリアは限られていることが多く、住宅の狭い駐車エリアに1代分の屋根を支柱と基礎で支えている構造が多くを占めています。

カーポートの解体施工は、だいたい作業員二人で施工します。

材質はアルミ製やスチール製が多いので、鉄くずとして買取になりますので処分費用もかかりません。

ですので、施工費用の相場は大きく幅が発生することがなく、人件費、積込、運搬費用などでトータル6〜8万円程度の費用で済む場合が多いです。

もちろん、2台分のカーポートを撤去する場合であったり、前面道路が狭く、解体材を積込むためのダンプが近くに停められなくて、遠くのコインパーキングまで小運搬するということになると、10万円を超えるお見積りとなるケースもございます。

※なお、6~8万円の価格は、基礎の撤去は行わず、支柱を地上面でカットする想定となります。

カーポートの種類・耐久性

カーポートを設置すると、雨の日に濡れずに車の乗り降りが可能で、車が雨で汚れることがなかったり、直射日光を避けることができるので、車内の暑さが軽減できるとかいろんなメリットがあります。

さて、カーポートにはどんな種類があるのでしょうか?

構造で大きく二つのタイプをご紹介します。

片側指示タイプ

耐久性は×

片側の2本の支柱で支持を行うタイプで、耐久性は非常に低いです。

日本の狭い住宅地では、駐車スペースが限られているので、外構周りの空間を広く取るためにも、片側支柱が非常に多いです。

両面支持タイプ

耐久性は○

多くが車2台で駐車する場合、両面支持タイプとなっています。

安定性が高いので、積雪に強いです。

一方で、狭い敷地には両面で支柱があると、車庫入れに必要なスペースが限られるため、広い敷地で、2台タイプに設置されることが多い。

後方支持タイプ、Y合掌タイプ、M合掌タイプなど他にもいくつか種類はあります。

ただ、後方支持タイプは片側支持タイプの延長で、Y合掌タイプやM合掌タイプは両面支持タイプの延長になるので、カーポートの種類というと、主には片側支持タイプと、両面支持タイプの二つと考えていいでしょう。

危険なのはやっぱり、、、

片側支持タイプです。

1台分のカーポートはあの車を覆う幅のある構造で、片側の側面の支柱2本で支えています。

「どう考えても、バランス悪くないですか笑?」

カーポートの耐久性は、概ね15年程度とされることが多いです。

ですが、最近の構造自体はアルミ製が多く、錆びるということもないので、経年劣化で使えなくなるというのは、昔に多かったスチール製でなければありません。

もし水分の含んだ大雪が降った場合、構造計算上、そもそも耐えられる設計にはなっていないため、支柱から

「ぽきっ」

といってしまいます。

もしくは、カーポートがスチール製で建てられて、サビだらけになって構造を支える支柱が老朽化していて、何かの拍子に倒れるような恐れがある場合は、古いカーポートを撤去して、新設した方がいいのかどうか、ご検討されるのもいいかもしれません。

DIYでカーポートを撤去する方法

用意する工具

インパクトドライバー
セーバーソー(電動のこぎり)
バール

カーポートの構造は、基本的にボルトとナットで留まっていることが多く、インパクトドライバーで骨組みをバラすことができます。

これがインパクトドライバーです。

ただ、屋根が傾いていてボルトがねじ曲がっていたり、ナットが錆びてしまっている場合は、セーバーソーで切断するという解体方法をとります。

これが、セーバーソーです。レシプロソーとも言います。一般的にわかりやすいのは電動のこぎりと呼ばれるものです。

セーバーソーでも切断できない場合は、バールでテコを利用して外すということになります。

これがバールです。テコを使って、ボルトとナットが外れない骨組みを強引に引き剥がすことができます。

カーポート解体の作業手順

基本的には、高いところから順番に解体していきます。

屋根を外す
骨組みをインパクトドライバーでバラす
支柱部分を地上面で切断する
切断面をモルタルで補修する

という流れです。

屋根を外す

まずは、屋根を外していきます。

カーポートの屋根材は、以前は塩化ビニール製やアクリル製が多かったのですが、ポリカーボネード板というプラスチック製の素材が使われることが多いです。または、FRP板というガラスが含まれたプラスチックの素材が使われることもあります。

これらを一枚一枚素手で外していきます。一人が屋根材を外して、もう一人が作業補助を行いながら、屋根材をダンプに積み込んでいくことになります。

骨組みをインパクトドライバーでバラす

続いて、スチールまたはアルミ製の骨組みをバラしていきます。

骨組みは、インパクトドライバーで基本は外していきます。一人がインパクトでバラして、もう一人が作業補助しながら、バラした骨組みを受け取っていくという作業になります。バラした骨組みは、バラし終えた後、二人でダンプに積み込みを行います。

支柱部分を地上面で切断する

続いて、支柱を地上面の面(つら)で切断します。いわゆる、面カットというものです。

こちらは、セーバーソーで一人は切断を行い、もう一人が支えていく作業になります。切断が終わったら、支柱を二人でダンプに積み込みます。

切断面をモルタルで補修する

最後に、切断面をモルタルで補修します。

切断面をそのままにしてしまうと、もしお子様が転んで手をついてしまうと、手を切ってしまう可能性もあります。

ですので、安全を考えてモルタルで補修することをおすすめします。モルタル材と水を混ぜて、切断部分を塗って乾かせば終了です。

どのメーカーでも大きく構造が異なるということはなく、カーポートの撤去自体は、プチ解体の中でも比較的やりやすく、見積費用も大きく変わることはありません。

解体作業に慣れた作業員二人で行う場合はなんてことはないのですが、ご主人と奥様でとなると、なかなか大変かもしれません。

また、これらを全てDIYでやろうとすると、インパクトドライバーはあっても、セーバーソーとバールが無かったり、支柱を地上面でカットする場合、モルタル補修の左官道具がなかったりするかもしれません。

そして、最後に問題なのがゴミ問題。

発生した解体材、コンクリ片などは一般ゴミでは捨てられないのです

鉄くずの産業廃棄物として、産廃運搬処理の許可業者(解体業者ならば通常運搬の許可があります)に引き取りに来てもらう必要があるのです。

ですので、ご自身でDIYとして解体、撤去を行う場合、最後のゴミの問題は解体を始める前に、必ずどうしようか決めてから作業に入ってくださいね。

カーポートの基礎の撤去を行うケース

弊社の事例ではほぼ、ありません。

基礎の構造ですが、根巻きコンクリート(支柱にコンクリートが巻かれた構造)で、地中に約60センチ埋まっています。

これを基礎から取るのって、まずは人力では不可能。

ミニユンボを持っていって、重機で掘削していきますので、駐車場の土間コンクリートも同時に解体することになってしまいます。

作業員3~4人の一日作業で、人工費用、コンクリートガラの解体材処分費用、運搬費用、ミニユンボのレンタル費用、回送費用含めると、、、安く見積もってもざっと、

20万円!

ってところでしょうか。

どうでしょう?20万円をかけて、駐車場の土間を剥がしてまで、カーポートの基礎を取る必要ありますでしょうか?

もし、雪や台風で急に倒壊されては困るから、撤去したいというのであれば、無理に基礎まで撤去をせずに、支柱を地上面でカットして、地上部分の構造を撤去するに収めることをおすすめしております。

解体業者に発注する

解体業者ですと、解体のための専用の工具を取り揃えているので、ボルトとナットが錆び付いていても、アルミやスチール、木製などカーポートの素材に合わせて切断していきます。

そして、地上面でカットする支柱部分には、セーバーソーでカットするのですが、カットした部分の仕上げを丁寧にやらないと、転んだ時に怪我をしてしまったりする原因になります。

この仕上げの部分がDIYでやるのと、業者に頼むのとでは差が出てしまいます。

解体業者では、解体だけではなく、発生した解体材も産廃収集運搬をやってくれます。

実際の施工事例

こちらが、実際の弊社でカーポート撤去の施工事例になります。

工事の内容

施工対象:木製カーポート撤去
地域:東大和市 H様
工期:1日
費用:約10万円

作業の内容

お客様がDIYで作られた木製のカーポート撤去のご依頼で、最初に屋根材を外した後、上から少しずつセーバーソーで細かくして撤去してきました。

家屋の壁とは特にくっついている箇所は無く、壁のビス穴補修などはありませんでした。

最後に清掃をして作業完了です。

外構撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

カーポートの解体、撤去の流れが掴めましたでしょうか?

カーポートは積雪で倒壊の恐れのある場合、サビだらけで支柱が老朽化した場合など事例でご紹介してきました。

もしカーポートをこのままにしていたら危ないなと思われ、解体するための電動工具を所有されていなく、また解体材の産廃処理が難しい場合などは、解体業者のプチ解体をご検討してみてくださいね。

外構の撤去を行うプチ解体であれば、住宅解体とは異なり、現地調査を行わずに、写真と電話で見積もり金額のご提示が可能です。

まずは、お気軽に現地の解体対象物の写真をお送りくださいね!

<プチ解体でコンクリート打設まで行った費用内訳を完全公開【物置・プレハブ・花壇の撤去】>

もし、カーポートの撤去でコンクリート打設まで行うことを検討される方は、こちらのブログに実際にかかった事例をまとめていますのでご覧になってください。

【プチ解体のちょっとした話 ~住宅外構撤去は、目的で作業範囲が変わる編~】

プチ解体はお客様の目的に応じて、作業範囲が変わってくることがとても多いです。こちらもご参考ください!

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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