ベランダ撤去の見積り公開・原価の解説【標準的なケース】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/04/02

ベランダ撤去の見積り公開・原価の解説【標準的なケース】

ベランダ撤去の見積り公開・原価の解説【標準的なケース】

更新日:2022年3月19日更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・ベランダ撤去の見積もりを大公開
・撤去費用の内訳を項目ごとに細かく解説
・撤去費用の原価を解体業者がしっかりと解説

目次

1 ベランダ・バルコニーの撤去費用相場

2 見積り価格

3 見積り費用内訳

 3.1 解体・撤去準備工事

 3.2 解体・撤去工事

 3.3 解体材処分

 3.4 現場諸経費

4 原価の算出方法

 4.1 人工費用

 4.2 産廃処分費用

 4.3 運搬費用

5 ベランダの見積りで確認してほしい注意点

6 外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

ベランダ・バルコニーの撤去費用相場

普通サイズのベランダ・バルコニーの撤去相場:12~20万円(弊社施工実績)

大型サイズのベランダ・バルコニーの撤去相場:30~50万円(弊社施工実績)

ベランダ・バルコニー・テラスの撤去には、まずは施工範囲によって大きく金額が変わります。一般的な戸建住宅の通常サイズであれば、12~20万円ほどで解体可能です。

築古の後付けベランダの撤去

ベランダやバルコニー・テラスの梁が駆体部分と一緒のものならば、まず撤去することになるケースはないのですが、よくお問い合わせいただくのは、

築古住宅の後付けで設置された、鉄製ベランダやバルコニー

洋風注文住宅などの新築時に、木製で設置されたベランダやバルコニー

このあたりは要注意。

後付けの場合、ベランダやバルコニーの梁は戸建住宅の駆体とくっついていないため、「鉄製」といえども簡易なケースが多いです。

ですので、設置してから30年、40年も経過したベランダやバルコニーは、もはやサビだらけになっていることが多く、サビが手すりや床だけならばいいのですが、、、、

もし、支柱までも腐り出しているとそれはもう本当に危険。

必ず撤去をお勧めしております。

はい、今回はこのケース。

支柱は細いスチール(鉄)製の簡易的なベランダの作り。

やっぱり、建築から30~40年もするとサビだらけになっていて、しかも前に傾いているという状況でした。

作業員数人で乗れば、、、大惨事になってしまう可能性も。

それでは、見積り金額を公開していきます!

見積り価格

今回のお見積もり金額は、150,000円(税込)です。

こちらのお見積りでは、デッキが前に傾いているため単管パイプで支持をして、屋根部分から解体を始め、スチール製の柵の撤去を行っていきました。

こんな感じ。


ベランダの上部を撤去し終えてから、デッキや支柱部分の解体は、下から脚立で行いました。

こんな感じ。

今回の施工は、施工範囲が狭かったため、解体材の運搬や処分費用は一般的なもので、一番目立つ費用は、解体・撤去準備工事にかかる費用。

さあ、その気になる内訳を公開してしまいましょう!

見積り費用内訳の公開

解体・撤去準備工事 40,000円

こちらは何かというと、単管パイプを組んでベランダ下部補強を行っています。屋根と柵を撤去するために行ったものです。

この費用には、単管パイプを使用した費用と、単管パイプの支持を組むのにかかった人件費、ダンプによって現場まで運搬した費用になります。

解体・撤去工事 40,000円

解体・撤去工事とは、ベランダを解体するためにかかった費用のことで、解体するために必要な作業員の人件費と必要な解体工具、養生などの費用を割り振ったものになります。

写真では支持さえ作ってしまえば、比較的やりやすそうでしたので、ベランダの解体・撤去費用としては決して高くはない価格です。ちなみに、この価格にはベランダに設置してあったエアコンの撤去費用も含まれます。

後日談にはなりますが、実際に施工に入った職人さんに確認してみたところ、経年劣化と、傾いてしまっていることから、接続箇所のボルトとナットのほとんどがねじ曲がってしまっていたのです。

ボルトとナットがねじ曲がってしまっていると、インパクトドライバーが入らないので、セイバーソウで切断するか、バールで引き剥がすかします。この作業に時間がかかりました。

解体材処分 51,000円

こちらは解体材小運搬・積込に21,000円、解体材運搬・処分に30,000円の内訳になります。

解体材の小運搬とは、解体で壊した屋根の波板(なみいた)やスチール製の柵、骨組み、コンクリート製の束石(つかいし)をダンプまで運ぶこと言って、解体材の積込とは、運んだ解体材を作業員の手で2tまたは3tダンプの荷台に載せることを言います。

今回のケースでは、鉄製でしたが支柱や柵が細いタイプでしたので、3m3ほどの産廃の量でした。

そして、解体材の運搬とは、産廃屋さんに2tまたは3tトラックやダンプで運ぶための輸送の費用になっています。解体材の処分とは、産廃屋さんで、発生した解体材を産業廃棄物として処分するための費用です。

今回は量が少なかったので、2tダンプ、軽トラの2台で済みました。

スチール部分は捨てるのに鉄として再利用できるので費用負担はないのですが、屋根は塩化ビニル製となっていました。

ですので、屋根は廃プラスチックとしての処分になりますので、量は少なくても、実は結構処分費用がかかっています(廃プラスチックの処分は、世界的に問題になっていて処分費用は非常に高騰しています)。

現場諸経費 10,480円

最後に、現場諸経費とは、例えば解体する時に使用したサンダーやセイバーの歯代、解体発生した解体材をまとめるための袋(通称ガラ袋)代、などに当たります。

今回は、ねじ曲がったボルトとナットの箇所をセーバーソウで切断するために使った歯代を計上しております。

以上と、なります。

原価の算出方法

原価は、弊社では人工費用、産廃処分費用、運搬費用、現場諸経費を元に、原価計算を行い、お見積もりを作成しております。

人工費用

作業にかかる作業員の人件費のことです。現在(2020年時点)では、建設現場での作業員の人件費は、人手不足の影響から高騰しており、建設業界では東京都内近郊で1人工20,000〜25,000円(法定福利費含む)が相場となっています。

今回のお見積もりのケースでは、撤去作業は3人で行われたため、人件費で60,000~75,000円の費用がかかっているということになります。

以前、ご紹介したバルコニーの撤去では、3日間に渡って延べ16人も作業員の人件費が掛かったのとは大違いですよね。やはり、作業量応じて人工費用は大きく変わってきます。

産廃処分費用

2011年の東日本大震災、そして近年の廃プラスチックの輸出が難しくなってきたことで、事業から排出されたような産業廃棄物は、処分にかかる費用が非常に高騰しています。

今回のベランダはスチール製でしたので、鉄は再利用できるため、処分費用はかかりません。ですが、屋根が塩化ビニル製だったため、廃プラスチックとしての処分になるので、屋根の処分で費用がかかっています。

運搬費用

解体で発生した解体材を、2tまたは3tトラックで産廃屋さんに運ぶための費用です。それは、トラックの購入価格、年間使用した燃料代、メンテナンス費用を稼働日数で割った金額で、一日利用した場合の金額を算出して計上しています。

金額はトラックの大きさにもよりますが、1台5千円から1万円程度ではないでしょうか。

今回は、2tダンプ1台、軽トラ1台の合計2台で、解体材の運搬だけではなく、撤去に当たって配管パイプを弊社の工場から運んでいく運搬を行いました。およそ1万円そこそこの金額はかかってきます。

いかがでしょうか?

人工費用だけで、60,000〜75,000円ということは、産廃処分費用、運搬費用、現場諸経費を合わせると、どうやら原価はそれなりの金額になりそうです。

続いては、見積りの条件について公開します。

ベランダの見積りで確認してほしい注意点

こちらは、お客様と思いも寄らないトラブルに発展することを避けるために、いくつか条件を提示させていただくことがあります。

※工事代金について
⑸工事代金は、施工当日完工後(お客様完工確認後)、全額現金で支払いお願い致します。

ブロック塀、フェンス、物置、カーポート、ベランダのなどの戸建住宅の外構の撤去では、基本的には工事完了後に、全額現金でいただくことが多いです。

ただ、施工規模の大きい物置や、万年塀、ベランダなどで金額が数十万円になる場合は、工事前に半金、工事後に半金などにさせていただくこともございます。

外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

いかがでしょうか?

ベランダ・バルコニー・テラスの撤去費用の相場って、知りたくてもわかりませんよね?

お客様にとって、不安のつきまとう解体工事だからこそ、見積りの公開や原価の仕組みを説明させていただきました。


もしベランダをこのままにしていたら近隣の人にとって危ないなと思われたら、フェンスの解体、撤去のため、解体業者のプチ解体をご検討してみてくださいね。

外構の撤去を行うプチ解体であれば、住宅解体とは異なり、現地調査を行わずに、写真と電話で見積もり金額のご提示が可能です。

まずは、リプロまで、お気軽に現地の解体対象物の写真をお送りくださいね!

<ベランダ・バルコニー撤去の見積り公開・原価の解説【高額になるケース】>

そもそものサイズが大きかったり、作業がしづらいなど、条件によっては高額になる場合もございます。そういった場合は、こちらをご参考ください。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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