ベランダ・バルコニー撤去の見積り公開・原価の解説【高額になるケース】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/03/28

ベランダ・バルコニー撤去の見積り公開・原価の解説【高額になるケース】

ベランダ・バルコニー撤去の見積り公開・原価の解説【高額になるケース】

更新日:2022年3月19日更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・ベランダ撤去の見積もりを大公開
・撤去費用の内訳を項目ごとに細かく解説
・撤去費用の原価を解体業者がしっかりと解説

目次

1 ベランダ・バルコニーの撤去費用相場

2 見積り価格

 2.1 見積り費用内訳

 2.2 残置物処分工事

 2.3 解体・撤去工事

 2.4 解体材処分

 2.5 現場諸経費

3 原価の算出方法

 3.1 人工費用

 3.2 産廃処分費用

 3.3 運搬費用

4 ベランダ・バルコニーの見積りで確認してほしい注意点

5 外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

ベランダ・バルコニーの撤去費用相場

普通サイズのベランダ・バルコニーの撤去相場:12~20万円(弊社施工実績)

大型サイズのベランダ・バルコニーの撤去相場:30~50万円(弊社施工実績)

ベランダ・バルコニー・テラスの撤去には、まずは施工範囲によって大きく金額が変わります。一般的な戸建住宅の通常サイズであれば、12~20万円ほどで解体可能です。

なのですが、、、

ベランダ・バルコニー・テラスが壁一面だけではなく、例えば、壁二面に沿って設置されていたり、そもそもサイズが大きかったりすると、金額は高くなってきます。

ベランダやバルコニー・テラスの梁が駆体部分と一緒のものならば、まず撤去することになるケースはないのですが、よくお問い合わせいただくのは、

築古住宅の後付けで設置された、鉄製ベランダやバルコニー

洋風注文住宅などの新築時に、木製で設置されたベランダやバルコニー

このあたりは要注意です!

後付けの場合、ベランダやバルコニーの梁は戸建住宅の駆体とくっついていないため、「鉄製」といえども簡易なケースが多いです。

ですので、設置してから30年、40年も経過したベランダやバルコニーは、もはやサビだらけになっていることが多く、サビが手すりや床だけならばいいのですが、、、、

もし、支柱までも腐り出しているとそれはもう本当に危険

必ず撤去をお勧めしております。

注文住宅などで戸建住宅の新築時、もしくは後付けの場合でも、ベランダやバルコニーを「木製」で建築された場合も要注意です。

特にここ20年くらいで洋風な戸建住宅で、自然由来の木製ベランダやバルコニーを建築するハウスメーカーさんも増えてきています。

ところが、ここは日本。

高温多湿の気候。

かなり日当たりの条件が良いか、または日本製の杉などを使っていればまた別かもしれませんが、外国産の木製は日本では気候が合わず、かなりこまめにメンテナンスしないと、10〜15年で木が腐ってきてしまうことが多いです。

これも、手すりや床ならばまだいいのですが、支柱部分まで腐り出したら、本当に危険なので必ず撤去をおすすめしております。

また、1階部分に設置された木製テラスの場合、水はけと通気が悪いと結構早くダメになってしまうことも。

そんなベランダとバルコニー・テラスの解体撤去ですが、高額になったケースだと50万円近い撤去費用になってしまうこともあります。

何故そんなに高額になってしまうのか、今回はそのカラクリを実際の見積りを公開しながら、解説していきたいと思います。

それでは、見積り金額を公開していきます!

見積り価格

今回のお見積もり金額は、486,000円(税込)

こちらのお見積りでは、洋風の戸建住宅で、壁二面に渡って木製バルコニーが設置されていて、2階部分にはサンルームが設置されていました。

今回の施工は、、、

バルコニー2箇所

サンルーム1箇所

という、要は1件の見積りのご依頼でプチ解体3件分の施工となっていたため、費用が高くなった要因となっています。

さあ、その気になる内訳を公開してしまいましょう!

見積り費用内訳の公開

残置物処分工事 38,000円

こちらは、残置物片付け・小運搬・積込に16,000円、残置物運搬・処分に22,000円の内訳になります。

木製バルコニーの2階部分のサンルームの撤去も同時に行ったので、その際、サンルーム内にあった不用品の片付けと、不用品のダンプへの積込、産廃屋さんまで運搬にかかった費用となっております。

解体・撤去工事 185,000円

こちらは、サンルームの解体に25,000円、東面の木製バルコニー撤去に100,000円、南面のバルコニー撤去に60,000円の内訳になります。

解体・撤去工事とは、バルコニーを解体するためにかかった費用のことで、解体するために必要な作業員の人件費と必要な解体工具、養生などの費用を割り振ったものになります。

サンルームの解体は、サンルーム内の不用品処分にかかった金額よりも安いです。それは、そもそもの施工規模が小さかったのと、一方でそれだけ不用品を一般ゴミで捨てるよりも、産廃処分することはお金がかかることなんですよね。

東面のバルコニーと、南面のバルコニーは、それぞれ解体単価は同じなのですが、規模に応じて価格が変わっています。20m2の施工範囲となる東面は10万円、12m2の施工範囲となる南面は6万円で算出しております。

解体材処分 220,000円

こちらは解体材小運搬・積込に88,000円、解体材運搬・処分に132,000円の内訳になります。

解体材の小運搬とは、解体で壊したサンルームのガラスやアルミフレーム、バルコニーの木材をダンプまで運ぶこと言って、解体材の積込とは、運んだ解体材を作業員の手で2tまたは3tダンプの荷台に載せることを言います。

今回のように解体材が木材中心だと、ブロック塀のコンクリートガラなどとは違って一つ一つが軽いため、小運搬と積込はそこまで大変ではないのですが、とにかく量が多いので金額が高くなっています。

そして、解体材の運搬とは、産廃屋さんに2tまたは3tトラックやダンプで運ぶための輸送の費用になっています。解体材の処分とは、産廃屋さんで、発生した解体材を産業廃棄物として処分するための費用です。

今回は量が多かったので、運搬に使用した3tダンプはなんと5台!

木くず、混合ガラ、廃プラとして産廃屋さんで処分を行いました。

現場諸経費 17,720円

最後に、現場諸経費とは、例えば解体する時に使用したサンダーやセイバーの歯代、解体発生した解体材をまとめるための袋(通称ガラ袋)代、などに当たります。

今回は、サンルームのビスがナメてしまった箇所をセーバーソウで切断するために使ったり、木材と建物との接続部分のボルトの切断にサンダーを使用しております。

以上と、なります。

原価の算出方法

原価は、弊社では人工費用、産廃処分費用、運搬費用、現場諸経費を元に、原価計算を行い、お見積もりを作成しております。

人工費用

作業にかかる作業員の人件費のことです。現在(2020年時点)では、建設現場での作業員の人件費は、人手不足の影響から高騰しており、建設業界では東京都内近郊で1人工20,000〜25,000円(法定福利費含む)が相場となっています。

今回のお見積もりのケースでは、撤去作業は3日間に渡って述べ16人で行われたため、人件費だけで32万円の費用がかかっているということになります。

32万円!

作業員の人件費だけで、少なくとも32万円もかかるってびっくりですよね、、、

例えば、住宅そのものを解体するような重機を使った大規模な解体施工ならば、施工範囲の割りに実は施工の費用単価は比較的押さえられるのですが、今回のようなバルコニーの撤去は人力での作業になりますので、どうしても人件費はかかってきます。

産廃処分費用

2011年の東日本大震災、そして近年の廃プラスチックの輸出が難しくなってきたことで、事業から排出されたような産業廃棄物は、処分にかかる費用が非常に高騰しています。

今回は、木くず、混合ガラ、廃プラの排出で処分量がかなり多くなるため、産廃事業者に支払う処分費用が数万円発生するため、見積りのような処分価格をご提示しております。

運搬費用

解体で発生した解体材を、2tまたは3tトラックで産廃屋さんに運ぶための費用です。それは、トラックの購入価格、年間使用した燃料代、メンテナンス費用を稼働日数で割った金額で、一日利用した場合の金額を算出して計上しています。

金額はトラックの大きさにもよりますが、1台5千円から1万円程度ではないでしょうか。今回は、5台の3tダンプで運搬を行いましたので、少なくとも25,000円以上になるかと思います。

いかがでしょうか?

人工費用だけで、32万円以上ということは、産廃処分費用、運搬費用、現場諸経費を合わせると、どうやら原価はそれなりの高額になりそうです。

最後に、見積り条件について公開します。

ベランダ・バルコニーの見積りで確認してほしい注意点

こちらは、お客様と思いも寄らないトラブルに発展することを避けるために、いくつか条件を提示させていただくことがあります。

とは言っても、一方的にお客様に不利益になるような条件などはなく、主にお互いトラブルにならないようにするためです。

※工事について

⑸撤去作業による外壁仕上げ材等への影響は、補償致しかねます。

今回は、バルコニーと住宅の壁との接続箇所のボルトを切断したのですが、その切断箇所には雨などで水が入らないようにモーキングさせていただきました。

ただ、解体業者が防水屋さんのように、本格的な防水工事まで行うことはなかなかございません。

この補修はあくまで一時的なもので、解体後にバルコニーを新設される予定だとのことで、その際の外構施工会社さんにお願いしてもらいました。

このように、建設業界の職人さんは、職人技術があれば何でもできるというわけではなく、自分たちの職人領域外は、やったとしても一般的な施工までとさせていただくケースがございます。

解体屋さんは解体・撤去

外構施工会社さんは新築と補修・メンテナンス

このようにそれぞれ役割が分かれているのですね。ですので、このような記載をさせていただいております。

外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

いかがでしょうか?

ベランダ・バルコニー・テラスの撤去費用の相場って、知りたくてもわかりませんよね?

お客様にとって、不安のつきまとう解体工事だからこそ、見積りの公開や原価の仕組みを説明させていただきました。

もしフェンスをこのままにしていたら近隣の人にとって危ないなと思われたら、フェンスの解体、撤去のため、解体業者のプチ解体をご検討してみてくださいね。

外構の撤去を行うプチ解体であれば、住宅解体とは異なり、現地調査を行わずに、写真と電話で見積もり金額のご提示が可能です。

まずは、リプロまで、お気軽に現地の解体対象物の写真をお送りくださいね!

<ベランダ撤去の見積り公開・原価の解説【標準的なケース】>

ベランダ・バルコニーの撤去でそれほど金額がかからないケースはこちらで紹介しておりますので、ご覧くださいね♪

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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