解体業者の良し悪しは整地からわかる【住宅解体における良い解体と悪い解体】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/01/07

解体業者の良し悪しは整地からわかる【住宅解体における良い解体と悪い解体】

解体業者の良し悪しは整地からわかる【住宅解体における良い解体と悪い解体】

2023年7月18日更新

目次

1 住宅の解体は整地で差がつく

2 整地とは

3 整地の仕上げの種類と目的

 3.1 解体した土地に新築が決まっている場合は、粗整地

 3.2 土地の売却が決まっている場合は、粗整地でさらに化粧土を敷く

 3.3 外構の撤去など土地の庭部分などの場合は、砂利整地

 3.4 駐車場にするなら、アスファルト舗装

4 整地の流れ

 4.1 コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを取り除く

 4.2 地中埋設物があるかどうか土地を全体的に50㎝から1mほど試掘する

 4.3 重機で上から踏み固める転圧作業

 4.4 最後にロープで土地をくくって終了

5 土地に埋まっている可能性のある障害物

6 綺麗な整地の特徴と汚い整地の特徴

7 整地の出来によってどんな影響があるのか

 7.1 新しく建物を建てるケース

 7.2 土地として売却するケース

8 まとめ

住宅の解体は整地で差がつく

良い解体と、悪い解体はどこで見分ければいいのでしょうか?

必ず見てもらいたのが、解体業者HPの施工事例の整地の状態。

どれだけ綺麗に、土地を均しているのか、土地にコンクリートのガラ、大きい石や廃材の木くず、瓦やガラスの破片、コンクリ部分の鉄筋の壊し残しなど画像からでも、業者の住宅解体に対しての姿勢がわかります。

施工完了の状態を見ることで、その解体業者の施工の力はわかりますので、価格表などに目がいきがちですが、最もチェックすべきは、

ズバリ、、、

施工事例の整地の状態をチェックしましょう!

整地とは

簡単に言えば、解体が終わった土地を綺麗にすることです。

ここで問題なのは、、、

整地と一言で言っても、、、

解体業者によってその作業範囲がマチマチなのです!

あくまで、一般的には、、、

整地とは、コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを取り除いて、重機で上から踏み固める転圧作業をし、土地を綺麗な状態にすることです。

さらに丁寧な業者なら、トンボやほうきをかけて綺麗にしてくれる業者もあります。

整地の仕上げの種類と目的

・解体した土地に新築が決まっている場合は、粗整地で
・土地の売却が決まっている場合は、粗整地でさらに化粧土を敷く
・外構の撤去など土地の庭部分などの場合は、砂利整地で
・駐車場にするなら、アスファルト舗装で

解体した土地に新築が決まっている場合は、粗整地

解体後に新築が決まっている場合、粗(あら)整地が多いです。

粗整地とは、上記の通り、コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを取り除いて、重機で上から踏み固める転圧作業をし、土地を綺麗な状態にすることです。

実は、解体現場でこれをするか、しないかで解体業者の姿勢がわかります。

お見積りの段階で見積書の中に、整地の項目が入っているかみてみてください。

最近では、過度な価格競争で、そもそも整地を行わない業者さんも多くなってしまったかもしれません。

土地の売却が決まっている場合は、粗整地でさらに化粧土を敷く

ただ、土地を売却する場合は、さらに化粧土となる真砂土(まさつち)を均(なら)すと、なお良いでしょう。

なぜなら見栄えによって、直接売却価格に影響が出るため、粗整地にするだけでなく、さらに綺麗にする必要があります。

外構の撤去など土地の庭部分などの場合は、砂利整地

真砂土(まさつち)でも雑草はある程度まで防げるのですが、春から夏の時期では、雑草が生える可能性のある土地には、防草シートという日光を遮断するシートを土地の上から被せることもあります。

例えば、庭に置いてある物置を撤去して、物置があった場所を転圧して、砕石を敷いて均すようなことがあります。

駐車場にするなら、アスファルト舗装

その土地を駐車場にするのであれば、アスファルト塗装のような仕上げにすることになります。解体を発注した解体業者に頼めば、提携の業者さんを手配してくれることが多いかと思います。

整地の流れ

・コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを取り除く
・地中埋設物があるかどうか土地を全体的に50㎝から1mほど試掘する
・重機で上から踏み固める転圧作業
・最後にロープで土地をくくって終了

コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを取り除く

作業自体は、建物の上物や外構の撤去、基礎の解体が終わったタイミングで、重機のスケルトンバケットを使って、土とコンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などを丁寧に分けていきます。

地中埋設物があるかどうか土地を全体的に50㎝から1mほど試掘する

重機で解体から発生した解体材と土を分けて、できるだけ土だけの状態にできたら、土地全体を50cmから1mほど、重機で掘っていきます。

もし、地中に何か障害物が埋まっていた場合は、この段階で撤去する工事を行います。また、地中に何もなかったとしても、土地が均されてすごく綺麗な土地になるというのが利点です。

重機で上から踏み固める転圧作業

均した土地をさらに、重機で踏み固めていきます。この作業をすることで、平らな土地にすることができます。

最後にロープで土地をくくって終了

工事が終わっているということがわかるように、ロープでくくって終了になります。

土地に埋まっている可能性のある障害物

・以前の建物の基礎
・以前の建物の解体材(コンクリートの瓦礫など)

土地に何か埋まっているなんて、普段の生活ではこれまで考えたこともない方が大半だと思います。

しかし、現場によっては、昔の住宅の基礎や、以前の建物から発生したコンクリートの瓦礫やガラス、屋根材など、実は地中に埋まっているなんてことはよくあるのです。

お見積りの段階でできれば、解体業者には、事前に試掘をしてくれるのかチェックしてください。

もし、試堀を行わず、地中に不要な基礎やコンクリート塊を残したままにすると、新築時に、撤去費用がかかってしまったり、売却時には大きなトラブルの元となります。

綺麗な整地の特徴と汚い整地の特徴

綺麗な整地とは、コンクリートやガラス、瓦の破片や木くず、大きな石などが取り除いてあり、綺麗に平らに転圧されている状態。

汚い整地とはその反対で、ひどい状態だと、ブロック塀から鉄筋が剥き出たまま作業を終わらせてしまったり、解体から出た破片が土に混ざっていたり、道路との境界のL形ブロックがボロボロのまま作業終了なんてことも。。。

最近は、解体業界は職人不足で、丁寧な解体作業ができる人が少なくなってきた印象があります。

特に、それは整地で差がつきます。

整地の出来によってどんな影響があるのか

建物を解体し終えた土地は、新しく建物を建てたり、土地として売却をしたりすることになると思います。

新しく建物を建てるケース

もし、整地の試掘を行わないと、地中埋設物の確認ができないので、いざ建物を立てようとすると、以前の建物の基礎や、コンクリの塊が残っていて、建築が遅れてしまったり、追加費用がかかってしまったりします。

弊社でも、工務店さんからよくお問い合わせいただくのが、、、

「新築しようと思ったら、地中に障害物があって建物が建てられないので、解体できませんか?」

といった内容です。

この場合、予定されていた工期にはほぼ間に合わなくなってしまうでしょう。

引越しの準備など、予定を立て直す必要が出てきてしまうかもしれません。

土地として売却するケース

整地の状態で印象は全く異なり、土地の売却時期が伸びてしまったり、売買金額に影響があり得ます。

土地は大きなお買い物ですので、心理的に綺麗ではない土地を購入しようとはなかなか思えないのは、想像できるかと思います。

整地にかかる費用は、面積に応じて費用は変わるのでざっとですが、5~10万円ほどが多いです。

新築をされる方には、この金額を高いと見るか、安いと見るかは人それぞれかもしれません。

ですが、売却をされる方には、綺麗な土地にしてできるだけ高額で売り出せると考えると、売買金額を考えると決して高くはないのではないでしょうか。

解体業者が見積り前の現地調査で確認する項目を解説【木造住宅解体】

※こちらのブログを見ることで整地以外の部分で、解体業者が見積り前にどんなことに注目しているのかがわかります。

まとめ

住宅の構造を解体すれば、地中障害物の有無も調べずに、整地もせずに、後片付けをざっとで終えてしまう会社さんもあります。

もしくは、構造を解体した後、地中障害物の有無を50cmから1m土を掘って調べて、土を返して、その上から重機でしっかり踏み固めて綺麗にしてロープで括ってくれる会社もあります。

解体業者HPの施工事例でまずはチェックして、見積り時に営業に対して、

「整地ってされますか?」

と、お聞きください。

その時の回答でどこまで真剣に解体を考えているのかよくわかると思います。

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<解体業者の選び方【価格よりも安心感】>

なかなかわからない解体業者の選び方は、こちらにまとめていますのでご参考くださいね。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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