木造とは違う鉄骨造(S造)の住宅解体発注前にし知っておいた方がいいポイントと実際の解体作業を紹介【解体業者が解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2026/06/06

木造とは違う鉄骨造(S造)の住宅解体発注前にし知っておいた方がいいポイントと実際の解体作業を紹介【解体業者が解説】

木造とは違う鉄骨造(S造)の住宅解体発注前にし知っておいた方がいいポイントと実際の解体作業を紹介【解体業者が解説】

2026/06/07更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・鉄骨造(S造)の住宅ならでは解体の特徴を解説
・鉄骨造(S造)の住宅の場合に注意すべき項目を解説
・実際の解体作業を画像付きで解説

目次

1 鉄骨造(S造)の住宅解体の特徴

1.1 木造と違って鉄骨造の解体で気を付けるポイント

 1.2 見積もりで「鉄骨の切断・重機・搬出費」が別扱いになっていないか

 1.3 鉄骨造ならではのしっかりとした施工計画があるか

 1.4 アスベスト調査・除去作業を解体業者が対応しているか

2 鉄骨造(S造)住宅の解体工事の流れ

 2.1 アスベストの目視確認・検体検査

 2.2 養生・屋根材・内装材撤去

 2.3 2階部分の躯体手壊し解体

 2.4 1階部分の躯体手壊し解体

 2.5 基礎解体

 2.6 試掘

 2.6 整地

3 鉄骨造(S造)の住宅はどこに解体を依頼すればいいの?

 3.1 鉄骨造(S造)の住宅解体に関するよくあるご質問

 3.2 株式会社リプロの鉄骨造(S造)解体の実績

鉄骨造(S造)の住宅解体の特徴

木造と違って鉄骨造の解体で気を付けるポイント

住宅の構造は、木造または軽量鉄骨造が多いイメージですが、時には鉄骨造(S造)で構造を形成している住宅もございます。

まずは、インターネットで解体業者を選ぶ際に、木造と鉄骨造(S造)の構造的な違いから、気をつけたい3つのポイントを下記にまとめています。

  • 鉄骨造では倒壊・崩れ方が木造と違う:鉄骨造は柱・梁が鉄でつながっているため、一部を切った瞬間に大きくバランスが崩れることがあります。木造のように少しずつ壊す感覚ではなく、鉄骨の接合部・荷重のかかり方・切断順序を見ながら進める必要があります。特に注意するのは、柱や梁を先に切りすぎないことで、解体業者が隣家・道路側に倒れないよう、鉄骨造ならではの作業計画を立てられるかという点が大事です。

  • 鉄骨の溶断作業による火災リスク:鉄骨造では、鉄骨をガス切断・溶断することがあります。このとき火花が飛ぶため、木造よりも火気管理が重要です。特に住宅の場合、内装材・断熱材・古い木下地・ゴミ・ほこりなどに火が移る可能性があり、散水、可燃物の撤去、火花が飛ぶ方向の確認が必要です。このような火災リスクを考えて施工できる解体業者かどうかが大事です。

  • 鉄骨吹付けのアスベスト・断熱材・耐火皮膜のアスベストの可能性:鉄骨造住宅では、鉄骨吹付け、断熱材、耐火被覆材などにアスベスト含有建材が使われている可能性があります。特に、鉄骨吹付けの場合、アスベストレベル1となるため、専門的な除去工程と解体費用に数百万円単位の除去作業が必要になるため、アスベスト除去に詳しい解体業者かどうかが大事です。

このように、戸建ての住宅といえば木造が多いので、木造の住宅を解体できる業者はとても多いのですが、鉄骨造となると鉄骨造の施工計画を立てられ、実際に施工できる業者を選ぶということが大事になってきます。


それでは、今度は、発注者様が解体業者に見積もりを頼む前に知っておいた方がいい3点のポイントを下記に記載しています。

見積もりで「鉄骨の切断・重機・搬出費」が別扱いになっていないか

鉄骨造は、木造よりも、骨組みが重く、撤去・搬出に手間と人工がかかります。そのため、しっかりとした施工計画がないと、木造解体よりも見積もり費用に差が出やすいです。

発注前に確認すべき項目は、

  • 鉄骨の溶断・切断費が含まれているか
  • クレーンや大型重機の費用が含まれているか
  • 鉄骨スクラップの処分・買取分がどう扱われるか
  • 道路が狭い場合の小型重機・手壊し費用が入っているか

です。

特に注意したいのは、発注前の見積もり費用が安くても、工事が始まってから解体業者から


「鉄骨の切断費は別です」
「重機が入らないので追加費用です」

となるケースです。

ここで解体の発注前に問題になるのは、しっかりとした施工計画を立てる解体業者の方が見積もり費用は高くなって、大雑把に見積もりをする解体業者の方が解体費用が安く出てしまうということなのです。

鉄骨造の解体の見積り時に発注者様としては、見積り費用の総額で判断するのではなく、見積書に「鉄骨造解体一式」だけでなく、切断・搬出・処分・重機費まで、施工計画を反映した見積りの明細があるかどうかを見た方がいいいと考えます。

 鉄骨造ならではのしっかりとした施工計画があるか

(イメージ図)

「結局壊して更地になってしまうのだから、どの解体業者に頼んでも大丈夫でしょう。」

そんなことはありません。

施工計画が見積りの明細に反映されているかが、チェックポイントでもありますが、解体業者の担当者との会話のやり取りの中で、鉄骨造ならではの施工計画の説明がしっかりしているかを確認してみてください。

最近では、解体業者さんは外国籍の方もとても多くなってきましたが、日本のルールや重機操作に慣れていないまま、強引に解体作業をしているような現場もよく見かけます。

解体費用を安く提示される外国籍の業者さんも多いのですが、木造住宅の解体には慣れているけれど、鉄骨造の解体はやったことがない場合も多いです。

木造解体では、チェーンソー、セーバーソーなどで解体は進みますが、鉄骨造の解体では、酸素ガスによる切断が必要になります。

構造の理解と、構造に合わせて使用する道具の理解、場合によっては火災が発生するかもしれないリスク、近隣とのトラブル、それらを総合的に把握し鉄骨造ならではの施工計画があるかどうか、担当者との会話の中で、確認してみてください。

見積り費用だけで判断はせずに、できる限りしっかりと施工計画がある解体業者に依頼されることをおすすめします。

アスベスト調査・除去作業を解体業者が対応しているか

(イメージ図)

鉄骨造で一番注意したいのは、鉄骨の柱・梁まわりです。

鉄は火災時に熱で強度が落ちるため、古い鉄骨造では柱や梁に、外壁材、屋根材、軒天、耐火被覆材、断熱材などにアスベストが使われている可能性があります。

アスベスト含有建材をそのまま撤去はできず、特に吹付け材や耐火被覆材のように飛散しやすいものは、隔離養生、負圧管理、湿潤化、防護服、専用の廃棄物処理などが専門的な除去工程が必要になります。


木造でもアスベストはもちろんありますが、金額では高くても数十万円の除去費用で済むケースが多いのですが、鉄骨造では鉄骨吹付けと耐火被覆材で特に注意が必要で、数百万円の除去費用が必要になるケースがございます。

アスベストレベル3の外壁塗膜除去作業の一部始終【解体業者が解説】

鉄骨造の解体で発注前に解体業者へ確認することは、

  • アスベスト事前調査をしてくれるか
  • アスベストが出た場合の追加費用の目安を出してくれるか
  • アスベスト除去の施工計画がしっかりとあるか

です。

ここを曖昧にすると、契約後に


「アスベストが出たので追加で数百万円〜」

となる可能性が、戸建ての住宅と言えども鉄骨造にはあります。

見積り費用の総額で比較をするのではなく、施工計画がしっかりとあって、鉄骨造のアスベストの除去作業を経験している信頼できる解体業者さんを1社見つけてみてください。

他にも住宅解体で追加費用が発生する主な要因(早見表)

現場条件 主な影響 追加費用の目安
私道幅員4m未満/間口3m以下 大型重機が進入できず、ミニユンボ+手壊しが増える 20〜30万円程度
ダンプの直付け不可 解体材の場外搬出に横持ち・コインパーキング利用が発生 20〜30万円程度
隣家との離隔が50cm以下 養生強化・手壊し範囲拡大・粉塵対策の追加が必要 工程により変動
共有私道の同意取得 通行・掘削・搬入車両の駐車に書面同意が必要となる場合あり 主に工期に影響

※上記は弊社施工現場での参考値であり、現場条件により変動します。正確な金額は現地調査のうえお見積もりいたします。

鉄骨造(S造)住宅の解体工事の流れ

実際に弊社で解体工事を行なった現場をご紹介していきたいと思います。

こちらは、HPからお問い合わせをいただいて、弊社で解体施工を行なった鉄骨造(S造)の住宅の解体でした。

アスベストの目視確認・検体検査

それでは、実際の解体の流れについてご紹介していきます。

住宅の解体においても、最近はアスベストの検体検査が必要になっています。

解体材の中に、アスベスト含有建材が含まれる可能性があれば、事前に検体検査を行なっています。

今回は、鉄骨造でしたので、鉄骨への吹付けまたは外壁塗膜にアスベストが含まれている可能性がありましたが、無事にそのまま工事を進めることができました。

養生・屋根材・内装材撤去

次に、建物を養生で囲っていきます。

屋根材、内装材を躯体解体を始める前に先行で撤去していきました。

2階部分の躯体手壊し・1階重機躯体解体

続いては、内装がない状態になってから、外壁を撤去していき、職人の手壊しを進めていきます。

手壊し解体は、手際良く進めないと工期に遅れが生じてしまうので、段取り良く進めていきます。

鉄骨部分は、絶対に周囲に火が燃え移るようなことがないように、酸素ガスで切断をおこなっていきました。

躯体部分の撤去が終わってから、重機を搬入し、基礎部分の解体をおこなっていきます。

基礎解体

基礎解体を重機で行なっていきます。

今回は鉄骨造なので、地中梁が埋まっていて、基礎の解体に苦戦しましたが、無事に撤去が完了しました。

ただ、地中には昔のコンクリートガラなど埋まっている可能性があるため、試掘をおこなっていきます。

試掘・整地

地中の障害物の撤去で大事になってくるのが試掘です。

丁寧な解体業者と、そうではない解体業者で一番差がつくのが試掘かもしれません。

地中に何か埋まっていないか1.5mほど重機で掘って確かめていきますが、墨田区では地中障害が埋まっている可能性が高いのと、施主様からのリクエストもあり、今回は2mまで掘っていきました。

もし、地中に何か埋まったまま建物の新築をする場合、新たに建物が建てることができません。

工務店やハウスメーカーの新築の計画予定がずれ込んでしまい、引越しの予定を見直さなければならなくなったりする場合も考えられます。

土地の売却では、後々揉め事の原因にもなってしまいかねません。

今回は、昔のレンガ、大谷石、コンクリートガラなどが出てきしまいました。

この場合、基本的には追加費用となってしまうことになりますので、リプロではもし地中障害物が出てきてしまったら、発注者様にすぐにお写真でご連絡し、地中障害物があった旨と、その量と、追加費用になることをお伝えしています。

整地

試掘を終えた後は、整地といって重機で土地を均(なら)していきます。

こちらの解体工事は、約4週間の工事期間で、完工となります。

鉄骨造(S造)の住宅はどこに解体を依頼すればいいの?

鉄骨造(S造)の住宅解体の注意すべきポイントと、実際の解体の流れは掴めましたでしょうか?

最近は、弊社でもこのようなテクニカルな現場の解体のご依頼をいただくことが増えてきています。

鉄骨造(S造)の住宅解体というだけで、解体工事は、気を遣う部分が通常の解体とは異なるポイントもいくつかございます。

住宅を解体するって、意外といろんなことに気を遣って工事をしているのがわかっていただけたかもしれません笑

お見積り時点で、事前に施工計画をしっかり説明してくれる解体業者に発注することをお勧めします。

「建物を壊して更地になってしまえば、どこに頼んでも同じ。」

そんなことはありません。

費用の比較ばかりで解体業者を選ぶと、こんなところで痛い目に合ったりします。

お客様が本当に信頼できる一社を探してみてくださいね。

鉄骨造(S造)の住宅の解体に関するよくあるご質問

Q1. 鉄骨造の解体費用は木造より高くなりますか?

A. 坪単価は木造よりやや高めになる傾向があります。鉄骨の切断作業や、頑丈な基礎の撤去に手間と重機を要するためです。費用は建物の規模や立地条件で変わりますので、まずは現地調査によるお見積りをおすすめします。

Q2. 工期の目安はどのくらいですか?

A. 一般的な木造30坪の住宅であれば養生から整地まで2〜3週間が目安ですが、施工規模がそもそも広い場合や、鉄骨造の手壊しの範囲が広い現場では3〜4週間程度かかることがあります。工程ごとに事前に工期をご説明します。

Q3. 軽量鉄骨と重量鉄骨で解体方法は違いますか?

A. 鉄骨造の住宅の多くは、通常は軽量鉄骨(プレハブ住宅など)です。重量鉄骨は厚みのある鋼材を使うため、切断や搬出に大型の重機が必要になる場合があります。構造に合わせて工法を選定します。

Q4. 古い鉄骨住宅にアスベストの心配はありますか?

A. 2006年以前の建物では、鉄骨吹付けや外壁の塗膜処理に含まれている場合があり、そのケースでは大きな費用負担となります。解体前の事前調査が法律で義務化されており、有資格者が調査のうえ、含有が確認されれば法令に沿って除去・処分します。

Q5. 撤去した鉄骨はどうなりますか?

A. 鉄スクラップとして分別し、リサイクルに回します。資源として再利用される点も鉄骨造解体の特徴です。

Q. 近隣との距離が近い場合、騒音・振動トラブルを防ぐ方法はありますか?

A. 着工前の近隣挨拶、防音シート・防塵シートの二重養生、振動を抑える解体順序の組み立て、作業時間帯の調整など、現場に応じた対策をご提案しています。詳細は住宅解体の事例(心配りと気遣い編)でも紹介しています。

株式会社リプロの鉄骨造(S造)の住宅解体の実績

株式会社リプロは、東京都練馬区に本社、埼玉県新座市に営業所を構え、住宅解体500件以上・プチ解体500件以上の施工実績があります。

東京23区・多摩地域・埼玉県主要エリアを中心に、私道や狭小間口など条件が難しい現場の解体工事を多数手がけてきました。

本記事を執筆した解体職長は、住宅解体の現場経験を重ねるなかで、私道・狭小地特有の搬入計画・近隣配慮・工程管理のノウハウを蓄積しています。

木造住宅の標準的な解体手順については木造住宅の解体手順事例、業者選びでお悩みの方は解体業者の選び方(総合ガイド)もあわせてご覧ください。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

確かに、業者同士でお見積りを競い合わせれば、お客様のお支払いする解体費用は安くなると思います。

ただ、あまりに行き過ぎた価格競争によって、現在では本来必要とされる正しい施工計画で解体をなされない現場が増えてきている懸念を感じています。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトから解体業者に紹介料マージンが10~20%発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術にムラがある場合がある
・解体費用は安くなる一方で価格競争になる分、施工管理が煩雑になる場合がある

総合解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない分、正しい施工計画を立てられる
・様々な現場を経験した職人による施工で安心した施工ができる
・鉄骨造やRC造の解体に必要な建機を自社保有するためレンタルのマージンをカット

解体業者へ直接発注で紹介料マージンを抑えながら、、、

騒音・粉塵など近隣への配慮が必要な現場
鉄骨造、RC造など専用の建機とアタッチメントが必要な現場
アスベストがあって規則に沿った対応をすべき現場

これらのご相談は特に、総合解体業者であるリプロなら、お客様も納得のいく解体施工をご提供できるかと思います。

解体は、ぜひリプロにご相談いただけると幸いです。

もし、お見積りのご依頼ございましたら、ぜひ弊社までご連絡いただけましたら幸いです!


 


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