道路区画整理計画用地の住宅の解体のメリットを解説|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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職長ブログ

2020/12/16

道路区画整理計画用地の住宅の解体のメリットを解説

道路区画整理計画用地の住宅の解体のメリットを解説

2022/10/07更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・道路区画整理事業の住宅解体の施工を解説
・解体が安く早くなるポイントを解説
・解体の手順を解体業者がしっかりと解説

目次

1 道路区画整理計画用地の木造住宅の解体施工

 1.1 通常の解体より施工の融通が利くため、安く早く解体できる場合も

2 道路区画整理計画用地の解体工事の手順

 2.1 内装解体・養生

 2.2 躯体解体

 2.3 基礎・半地下駐車場解体

 2.4 試掘・整地

3 まとめ

今回は、以前夏に施行させて頂いた新座3・4・10号 放射7号線の道路計画地の解体工事の施工時に、お声かけ頂いたお客様からご依頼の現場の紹介です。

道路区画整理計画用地の木造住宅の解体施工

解体する建物条件は以下の通りです。

【地 域】新座市野寺 5丁目
【構造・規模】木造2階建/瓦葺/延床約81平米

前回と同様に、計画地にあるご自宅の解体工事依頼で、建物は一般的な木造家屋で、モルタル外壁に瓦葺きのものでした。

ただ、半地下部分に駐車場があり、通常の2階建ての建物より高さがあるもので、ワンフロアが10坪ほどの建物だったのですが、妻側狭く奥行きがある建物でした。

道路区画整理の住宅の解体費用について詳しく知りたい方は、こちらのブログを参考になさってください。

道路計画整理事業の住宅の解体費用〜私道の方の協力編〜【通常よりも安く解体できる理由を解説】

通常の解体より施工の融通が利くため、安く早く解体できる場合も

このあたりは、弊社で1度解体施工をさせて頂いているエリアだったため、ご近隣様へのご挨拶も、「今回はこちらの建物を施工させていただきますね」という内容でスムーズに行うことができました。

道路区画整理事業用地では、周りのお家も解体されていくので、、、

近隣挨拶もスムーズに進み、騒音や振動のトラブルは比較的起きにくいケースになります。

これは、解体業者としては、本当に嬉しいことで、やはり騒音や振動のトラブルで現場が止まってしまうのが、施主様に一番ご迷惑をおかけしてしまうので避けたいのです。

そして、今回のお客様の敷地の中には、車両を駐車するスペースはありませんでしたが、、、

私道の奥のお宅に許可を頂き、私道に駐車させていただくことができ、建物のすぐ脇に工事車両を駐車できたため、資材の搬入出や解体材の搬出もスムーズにできました。

このように駐車スペースがない場合、、、

通常は、近くのコインパーキングに産廃トラックを置いて、そこまで運ぶ作業工程が必要になる分、解体費用も10万円程は高くなってくるはずなのです。

<区画整理用地の住宅解体のポイント>
近隣の方のご協力をいただきやすく、解体費用を抑えることができる場合もある

ただ、私道の奥のお宅の車が出入りされる際には、都度ダンプを移動しました。ダンプを置きっぱなしにして、現場から離れたり休憩に行ったりしないように気をつけながら、作業をおこなっていきました。

このように、道路区画整理事業地の解体施工は、施工の融通が利くために施工管理がしやすく、解体費用も抑えることができるのです。

道路区画整理計画用地の解体工事の手順

続いて、実際の建物の解体の手順に入っていきます。

解体作業は、いつも通りの手順で問題なく施工できました。

内装解体・養生

まずは、ボードや畳などを手作業で撤去してダンプへ積込み・搬出して、内装解体を済ませました 。

その後、単管パイプと防音シートで養生を組み上げました。

半地下になっている駐車場を搬出の際に利用するために、その部分だけはダンプの背中が入るように工夫をして組み立てました。

建物の高さがあったため、やはり通常よりも少し多く養生のための部材を使用しました。

養生の費用は、最近の解体現場ではかなり高額になってきていますので、高さがある分だけ少し費用も高くなる傾向にあります。

また、新しい建物になればなるほどボード等の内装材が多く使われており、これを先行で撤去しないと現場がグチャグチャになってしまいます。

今では、当たり前のように内装解体作業をしていますが、一昔前だと内装材はあまり気にせずに、そのまま重機で解体する業者さんが多かったのではないでしょうか。

私達も内装解体をキチンとするようになり、正直最初は面倒だなあと思っていましたが、 、、

内装解体を先行ですることで、躯体を重機で解体する際に、スムーズに作業を進めることができます。

また、 内装材やモルタル外壁などの産廃の量が多ければ多いほど、、、

重機で踏み潰してしまうと木っ端や色々なものと混ざってしまい、混合廃棄物の量が増えてしまいます。

解体工事では下ゴミと言われるこの混合廃棄物が、石綿含有建材を除くと一番処分費も高いので、しっかりと分別解体・搬出することによって混合廃棄物の量を抑制することで、解体費用を抑えることができるのです。

解体業者の選び方
分別解体をしっかりやってくれる解体業者かどうかは大事(安すぎる見積もりには注意)

最近は、相見積もりサイトが増えて、あまりに価格競争が激しくなったため、とにかく安い見積もりで解体を受注しようとする業者さんの中も増えてしまったように思えます。

外国籍の方が作業されて日本語もあまり通じず、日本のルールがわからないまま、現場をガラスやコンクリガラが混じったグチャグチャにしたまま、解体作業を終えてしまうなんてことは、よく起こり得ますので注意した方がいいかもしれません。

躯体解体

内装解体と屋根の解体が完了した時点で、正面の養生を払しました。

重機を搬入して、養生を払した部分から順序よく、躯体解体を進めていきます。

躯体を重機で解体する際は、基本的に木くずを先行で分別して積込み搬出します。

木くずの片付けが終わったら、残った混合廃棄物を搬出して基礎だけの状態にします。

基礎・半地下駐車場解体


こちらの建物は前述したように、半地下の駐車場がありました。

その部分は、しっかりとRCで造られていました。

駐車場以外の部分は、いわゆる布基礎でしたが、高さを合わせるために通常の木造建物の基礎よりも布の部分が高く、しっかりと造られていました。

築年数が古いものであれば、基礎の解体は、重機のスケルトンバケットと大ハンマーで事足りるのですが、今回は上記のような状況だったため、大割り(クラッシャー)を投入しました。

基礎の立ち上がりを大割りである程度の大きさで縁を切っていき集積し、あらかた布基礎の解体が終わったら、最後に駐車場部分を解体しました。

駐車場の土間を解体するにあたって、今回は少しだけブレーカーを使用しました。ブレーカーは、早く解体できるのですが、騒音・振動がものすごいのです。

<リプロ工法>
リプロでは、基礎や土間は、周りの住民の方のことを考えて、騒音・振動をなるべく抑えて施工していきます。

今回は、道路区画計画地だったため、すでに引っ越されている方や、解体の騒音・振動には慣れている方がお住まいのため、、、

ブレーカーを使用して、早く解体することができ、解体費用も抑えることができました。

土間のようにまっ平らなものだと、とっかかりが無く大割の爪が入らないため、ブレーカーで少しだけ穴をあけ、そこから大割を差し込んで解体していきます。


集積した基礎・土間コンクリートは小割りして、鉄筋とコンクリートガラに分別しました。


分別したコンクリートガラと鉄筋を搬出して、解体作業は完了しました。

試掘・整地


最後に、いつも通りしっかりと試掘作業を行いました。

このエリアは、やはり昔は畑だったのでしょうか。。

前回もそうですが、今回もこのエリアには特に埋まっているものがなく、ものすごく綺麗な土でした。

半地下の駐車場と高基礎だったため、少し敷地全体の土が下がりました。

しかし、道路計画地のため特に土を入れて平らにする必要もなかったので、危なくないように整地して完了しました。

通常は、ダンプで運んできて土を入れていきます。

土を購入する費用も、ダンプで運搬する費用も今回はかかりませんでした。

まとめ

今回は新座市野寺の道路計画用地のに係る家屋解体の第2段ということで、ご紹介しました。

冒頭でもお伝えしましたが、1度施工をさせていただいているエリアだと、ご近隣様の工事に関する理解を得やすく、スムーズに工事に入れクレームをいただくこともあまりありません。

ですので、解体費用を比較的抑えることができるのが、道路計画用地の特徴になります。

また、ありがたいことに今回のお客様に許可を頂いて、このままこちらの更地のスペースを利用させて頂き、ご依頼頂いたお隣の建物の解体に入らせて頂くことになりました。

その様子は、こちらのブログをご覧ください。

道路区画整理計画用地の木造住宅の解体施工【通常より解体費用が抑えられるポイントを解説】

お見積り時点で、道路区画の場合は、事前に施工計画をしっかり説明してくれる解体業者に発注することをお勧めします。

ただ、安ければ安いほど良いかというと、、、

「建物を壊して更地になってしまえば、どこに頼んでも同じ。」

そんなことはありません。

費用の比較ばかりで解体業者を選ぶと、こんなところで痛い目に合ったりします。

お客様が本当に信頼できる一社を探してみてくださいね。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

確かに、業者同士でお見積りを競い合わせれば、お客様のお支払いする解体費用は安くなると思います。

ただ、あまりに行き過ぎた価格競争によって、現在では本来必要とされる正しい施工計画で解体をなされない現場が増えてきている懸念を感じています。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトから解体業者に紹介料マージンが10~20%発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術にムラがある場合がある
・解体費用は安くなる一方で価格競争になる分、施工管理が煩雑になる場合がある

総合解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない分、正しい施工計画を立てられる
・様々な現場を経験した職人による施工で安心した施工ができる
・鉄骨造やRC造の解体に必要な建機を自社保有するためレンタルのマージンをカット

解体業者へ直接発注で紹介料マージンを抑えながら、、、

騒音・粉塵など近隣への配慮が必要な現場
鉄骨造、RC造など専用の建機とアタッチメントが必要な現場
アスベストがあって規則に沿った対応をすべき現場

これらのご相談は特に、総合解体業者であるリプロなら、お客様も納得のいく解体施工をご提供できるかと思います。

道路区画整理の住宅の解体は、ぜひリプロにご相談いただけると幸いです。

みなさまからのお問合せ、お待ちしております!

<職長が思う安心安全な住宅解体施工とは【近隣対応・品質管理】>

住宅解体におけるリプロ職長の安心安全への心構えはこちらにまとめていますので、ご覧になってください。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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