プチ解体のちょっとした話 ~隣地との境のブロック塀撤去~
こんにちは!
プチ解体の職長です!
今回はブロック塀解体であった、苦労話をぽつぽつとつぶやいていく。
お時間ありましたら、ちょっと見ていただけると嬉しいです。
がんばりました!
あんな現場やこんな現場のブロック塀の撤去!
ブロック塀、、、何もないところに建っててくれたら楽なのに。そうはいかないのが現実です。
というか、逆にそんな塀はほとんど無いですけどー
そんなわけで、今回は隣地との境の塀です。
隣地との境のブロック塀撤去
ポイントをあげつつ、ご紹介していきます。
まずは、、、
この例にあげた塀の規模は、2段積みのブロック塀で撤去の幅は約10m。道路側の端から敷地の幅と同じ長さがありました。
続いて今回の本題の、、、
塀の立地
先ほども言いましたが、隣地との境界にブロック塀はありました。
お施主様の敷地内に設置されている塀で、片側はお客様の駐車場、もう片方はお隣の方の駐車場です。向かって左側がお客様の敷地ですね。
「両サイド何もなくて作業しやすそうじゃん」
そう思ったあなた、、、実はいろいろとあるのです(泣)
その1 隣地の車へのカバー掛け
今回は隣地の駐車場にお隣様の車両が止まっています。こういった場合車両を別の場所に移動していただくのがベストなのですが、そうもいかない場合もあります。
そういう時は画像のようにホコリよけの車カバーをかけるのですが、ここでもお隣の方に断りもなくかけるわけにはいきませんので、
「お客様からお隣様にカバーをかけるかもしれないとお伝えいただけますか?」
とお伝えして、許可を得てからはじめて車カバーをかけることが出来ます。
その2 ベニヤ板の養生
次に、隣地側にカーポートが建っているのが見えると思いますが、この箇所のブロックも壊さなくてはいけません。
塀との隙間は1~2cmといったところでしょうか。
どんなに慎重に行っても、このまま作業すれば割れた破片がカーポートの支柱に当たってしまします。
こういうところは、、、
コンパネというベニヤの板を差し込んで、養生を行いつつ壊していきます
その3 撤去対象外コンクリート土間のひび割れと欠け
まだまだあります(汗)
両サイドともコンクリート土間。それはもうびっちりと撤去対象にくっついています。
こういった場合、お客様にはあらかじめ、、、
「撤去対象外にヒビや欠けが入ったりしますが、よろしいでしょうか?」
と、お断りして作業を行ってはいるのですが、しかし極力影響が出ないように作業していきます。
うかつに工具を当てることはできません。慎重に行っていくポイントです。
そして、汚れをできるだけ付けないように、撤去時には両側にプラベニヤを敷いて養生を行ったうえで壊していきます。
こんな感じ。
上の一段目を壊していった後、下の段の撤去は緊張の場面です。
こういう場合は周りのコンクリート土間に影響が及ばないように、、、
電動ピックのノミ(先端のとんがっている部分です)を、内側に力がかかるようにして撤去していきます。
一気にできるといいのですが、ここは慎重を期して少しずつしかできません。
今回はけっこう距離があったのでなかなか終わりません。
「疲れる――――――――――――――」
その4 境界杭付近の工具による撤去
そして、最後に最も緊張するポイント、恐怖の境界杭付近の撤去です。
ここについても、お客様には
「工事によって、境界杭が動く可能性がありますがよろしいですか?」
と、あらかじめお断りしたうえで作業をしています。
もちろんこの周りのブロックは「エイヤーっ」と壊せません。
「少しずつ、、、少しずつ、、、」
「むむむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「取れた――――――――――――――――――――――――――」
やー、うまく撤去できました。
あーーー、それはもう恐ろしかったです。
他の箇所もコンクリート土間の傷つきはほとんどなく無事ブロックを撤去できましたー
よかった、よかった
最後は、養生をしていてもどうしてもホコリだらけになってしまうので、お隣様の敷地も含め全体的にきれいにしていきます。
というわけで、駐車場脇のブロック塀を無事に撤去できました。
ブロック塀撤去といえど、適当にはできません。
いろいろ周りの状況を見つつ、気を配りながら撤去しております。
ご依頼、お待ちしております!!
プチ解体の職長でした。それではまた!
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