プチ解体のちょっとした話 ~ フェンスの部分撤去 編 ~
工事のことに関して、ちょっとしたことをぽつぽつとつぶやいていく
今回は、、、
フェンスの部分撤去 編
です。
フェンスの撤去、プチ解体のご依頼でも結構お問い合わせがあります。
お問い合わせでは、
アルミ製フェンスが最も多いです。
ですが、他にも、、、
木製フェンス
樹脂製フェンス
鋳物フェンス
など様々な材質が使われています。
形状もいくつかあって、比較的安くて、外部との仕切りのために使われるメッシュタイプであったり、目隠しのために風の通り道は残したままフェンスの先を見えなくするルーバータイプなどがあります。
そんなフェンスなのですが、、、
家の周りにあるフェンスは、多くの場合ブロック塀に柱を建てて設置されています。
「駐車場の出入りをしやすくしたいので、塀の端をフェンスと一緒に撤去したい」
「庭に自転車を入れやすくしたいので、塀とフェンスの一部を撤去したい」
などなど
お客様によってさまざまなご希望があるのですが、いざ実際の様子を確認してみると
そこには落とし穴が!
フェンスの全撤去なら、こちらも気を揉むこともないのですが、
部分撤去をご希望の場合は、撤去範囲とフェンスの支柱の位置がネックになってきます。
例えば、
「ブロック塀の端の1列だけを撤去し、フェンスが設置されているから支柱とブロック1列分だけのメッシュ(横板)を撤去してほしい」
というようなご希望があった場合は、
「ちょっと待ったー!」
、、、となります
「なんでー?防犯のためにも目隠しやメッシュを残したいんだけどー」
と、お思いの方もいるでしょう
お気持ちは大変わかりますが、、、
例えば、、、引越しで考えてみましょう。
引っ越しの際に、2人でテーブルを端と端をもって運んでいたとします。
「そのうちの一人が急に手を離したとき、もう1人はテーブルを持っていられるでしょうか?」
重ければ支えきれず、つんのめってしまうでしょうし、
軽いもので一人で持てたとしても、二人で持つよりがんばらないといけなくなるでしょう。
フェンスの撤去でも同じように考えられ、もし、支柱が一つ無くなると、、、
撤去箇所から次の支柱が残りのメッシュや横板を支えきれずに、支柱から外れたりします。
メッシュが軽く、撤去して直ちに外れなくても、
支柱やメッシュがだんだん傾いてくる
風が吹くと左右に揺れることになる
なんてことに。
そんなフェンスの側に物を置いたり、車を停めたいですか?もしかしたら施工後に、後悔することになってしまうかもしれません。
まとめ
それでも、フェンスを部分撤去したい、、、という場合は
次の支柱の直近までメッシュや横板を撤去するという方法を取ります。
こうすればメッシュや横板の端から支柱までの距離を短めにでき、十分ささえることが出来ます。
防犯のためであったり、目隠しであったり、家の外観のをオシャレに飾ったりと
フェンスはいろんな目的で設置されていると思います。
フェンスの撤去はご計画的に!
【プチ解体のちょっとした話 ~住宅外構撤去は、目的で作業範囲が変わる編~】
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