プチ解体のちょっとした話 〜塀の内側と外側の高さ問題の実践 編〜|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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職長ブログ

2020/03/26

プチ解体のちょっとした話 〜塀の内側と外側の高さ問題の実践 編〜

プチ解体のちょっとした話 〜塀の内側と外側の高さ問題の実践 編〜

工事のことに関して、ちょっとしたことをぽつぽつとつぶやいていく

今回は、、、

塀の内側と外側の高さ問題の実践 編

です!

実際に、塀の内側と外側で高さが違って、塀を全部撤去できないで、一部残さざるを得ない事例を紹介していきます。

今回は、リプログでも紹介した事例なのですが、万年塀の撤去でいきましょう!

元々はこんな感じで塀がたっていました。

これ、このまま解体して綺麗さっぱりになると思うでしょう?

残念ながら、、、、

ならないのですー泣!

実は万年塀だけではなく、ブロック塀でもこの隣地との段差の問題は必ずといっていいほど出てきます。

それは、塀の内側と外側で高さが違うため、万年塀の上部5枚のコンクリート平板は撤去できるのですが、一番下の1枚を取ってしまうと、

お隣の土地の土が、、、

「ドサーッ」と崩れてきてしまうのは想像できますよね

それで、、、

この段差なのですが、塀の内側と外側で、ずっと段差の高さが均等かというそうでもありません。

撤去した万年塀の真ん中辺りはこのくらいの段差なのです。道路入り口部分とは、全然段差が違うのがお分かりになりますね。

こんなに段差の違いがあるなんて、塀を全部撤去しないと、事前には正確なところはわからないのです。

ちなみになのですが、、、

一番奥の方はほとんど段差がなかったので、この場合はコンクリート平板を全て撤去することができました。

どうしても、お問い合わせをいただいた当初、お客様がイメージされているのは、

「傾いたいたり、汚れている塀が、綺麗さっぱりなくなって気分もリフレッシュ!」

といきたいところなのですが、解体した塀のところに、ブロック塀やフェンスを新設する外構工事を行う場合は、いいのですが、そのまま残すとなると、、、

一部支えとなる部分を残すような施工となってしまうことは、建築物の解体には取っても多いのです。

解体業者は解体した箇所をモルタルでの補修程度ならできても、修繕や新築施工までは、一つの業者でできるケースはなかなかないです。

修繕や新築ご希望の方は、ご希望の外構エクステリア会社さんを探してみてくださいねー。

基礎の撤去問題

そして、そして。

はい。

地中に埋まった基礎の問題。

「建築物って必ず、何かに支えられて建っています。」

これって言われると当たり前のように感じますが、、、

意外と気づかなかったりしません?

ブロック塀でも高さがあるものは、当然基礎は地中に埋まっています。

万年塀に至っては、あんなに頑丈そうなコンクリート塀なので、基礎は思いっきり地中に埋まっています。

こんな感じ。

支柱を支える控(ひかえ)は、地上部分はコンクリートカッターで切断してしまいますが、この控は地中に埋まった部分があります。

これ、地中深くまで埋まった支柱と控を全部取るとなると、重機を使って大掛かりな工事になってしまうんです。

つまり、撤去費用が全然高くなるんです

ですので、プチ解体のブロック塀や万年塀解体で多いのが、、、

ある程度のところまで掘削して、地中に埋まった部分をある程度のところまでを撤去する。

つまり、地中に埋まった基礎は全部撤去はせずに、転んで怪我しない程度には撤去して、残りは埋めたままにするケースは多いです。

こんな感じ。、、、

プチ解体の場合は現地調査を行わなくとも、お写真を送っていただくだけで、お見積りをご提示することができます。

ですので、、、

お見積りに関して、、、

お写真の中で塀の内側と外側の段差が判断できない場合は、

段差がなくて、全部撤去ができた場合のお見積価格

段差があって、一部を残した場合のお見積価格

の二つをご提示することもあるのです。

知っておいてくださいねー。

【プチ解体のちょっとした話 ~ブロック塀撤去のお問い合わせ確認事項編~】

こちらに、ブロック塀に付いている表札やポストについて解説していますので、ご覧ください。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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