プチ解体のちょっとした話 ~ブロック塀撤去のお問い合わせ確認事項編~
こんにちは!プチ解体の職長です。
工事のことに関して、今回もつぶやきますよー。
ブロック塀の解体はプチ解体の施工で一番多いお問い合わせです。
倒れそうだから、駐車場を広くしたい、庭とのアクセスを楽にしたい などなど
ブロック塀は多くの場合、お写真を送ってお見積りさせていただきますが、届いたお写真を見ると、
「おっと、これはどうするのかな?」
と思う、物が色々あります。
ということで、今回は、、、
ブロック塀撤去のお問い合わせ確認事項 編
見積もりのため、お送りいただいたお写真を確認して、
「これ、なんですか?」
と質問すると、
「え?そんなのありましたっけ?」
と、逆に聞き返されてしまうものもあり、お互いに
「う~んどうしよう、、、」
となることが、ちょいちょいあります。
どんなものがついているかというと、、、思いつく限り色々と上げてみようと思います。
それでは、いってみよー。
ブロック塀に付いている気になるもの
1、表札
2、ポスト
3、住居表示
4、植栽・鉢植え
5、照明
6、インターホン
7、敷地境界プレート
8、広告・地域の案内表示
いかがでしょうか?
まだ他にもあるかなぁ、、、
表札やインターホンなど、再利用したいお考えの方がいらっしゃるかと思います。
ただし、作業には電動工具を使用するため大変申し訳ないのですが、きれいな形でお渡しすることは保証できません。
工具で直接こじって外すわけではなく、周りのブロックごと残したいものを外しますが、電動工具はお客様が想像するより振動が激しいもので直接当たらなくても傷がついたり破損する可能性があります。
なので、残念ながら当社としても
「なるべく慎重に作業し綺麗に外せるよう努力はいたしますが、傷ついたり、割れたりする可能性があります。それでもよろしければ外しますが、いかがでしょうか?」
と、お断りさせていただいたうえで作業させていただきます。
「古くなってるから一緒に処分してもらうことも可能ですか?」
というのもOKです。
上記の物、ほとんどが不要であれば、一緒に撤去させていただきます。
その他、それぞれ特に注意点のあるものを挙げていきます。
・住居表示
壁についている町名と番地が書いてある緑のアレです。廃棄に特に決まりや届け出は必要ありません。
ほとんどの自治体で無料で再発行できるはずですので、塀とともに撤去した後は、お客様のほうで役所に届出に行ってもらえれば新しいものをもらえますヨ。
・広告や地域の案内板
ご近所の地図などがこれに当たるかと思います。案内板のようなものは町会や、管轄している役所などの記載があると思いますのでそちらにご相談ください。
・照明、インターホン
再利用をお考えなら事前に取り外しをお願いしたいものです。有線タイプの物は工事中に漏電防止のためブレーカーを一時的に落とすことをお願いします。こちらで配線の処理もできますが、線の補修は防水テープを巻く簡易的なものになります。しっかり処理したいのであれば電気屋さんや設備屋さんにご依頼ください。
・境界杭、境界プレートその他境界を示すもの
境界プレートは塀の端の地面や、塀の上の面に設置されている場合があります。特に塀の上の面に設置されているものは高さのある塀だと横からだと目に入らないため、見落としがちです。
境界杭は塀というより、塀の一番端や角の地面に設置されています。撤去する対象の直近にこれらがある場合は、電動工具が直接当たらなくても振動などで動いてしまう可能性が大です。
これらがあった場合はお客様に十分お伝えし、ご了承いただいたうえで塀を撤去させていただきます。
いかがでしょうか?
普段からブロック塀をまじまじと見ることはあまり無いと思いますが、撤去をお考えの際は一度眺めてみて、付いているものがあればどこに移したらいいかなどご検討いただけると幸いです。
それではまた、次回の記事をよろしくお願いします!
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