プチ解体のちょっとした話 ~ ブロック塀の内側と外側の地面の高さが違う問題 編 ~
工事のことに関して、ちょっとしたことをぽつぽつとつぶやいてく
ブロック塀撤去に関するちょっとしたこと。
今回は、、、
塀の内側と外側の地面の高さが違う問題 編
題名が長いって?
だが、ちょっと待ってほしい。重要なことなんだ。
ブロック塀の撤去でよくあります。
塀の内側と外側の地面の高さが違うパターン。
よくあります、というか、、、
お問い合わせいただくお客様、ほとんどと言っていいかもしれません。
例えば、お客様のご自宅のこんな塀
敷地と庭を隔てる塀
駐車場の脇の隣地との境界塀
玄関前の塀
花壇に隣接する塀
などなど。
そういう塀を、とにかく地面の高さまで全撤去というご希望で、
低いほうの地面に合わせて撤去しようとするとどうなるか
内側がお庭であればお庭の土が崩れて道路側へなだれ出る
雨が降れば土が流出する
土間が端から割れてしまう
駐車場のコンクリート土間だった場合、うまく土間を残してブロックを撤去できても、ブロックがあった分の支えがなくなり、端から割れていきます。
車が乗るような部分であればなおさらです。
また、土間に接している部分を壊すと、ブロックと一緒に割れて土間が取れてしまったり。
ご自身の敷地の駐車場であればまだしも、隣地の駐車場に接している塀で、コンクリートの土間だったりすると、隣地の方の駐車場を傷つけてしまうおそれもあります。
「じゃあ、ギリギリのところでブロックを切ればいいんじゃないか」
と言うとそうでもありません。
ご希望の撤去範囲がブロックとブロックのつなぎ目であれば良いのですがそういうのはまれで、ブロックを途中で切ったり、削ったりしようとすると、ブロックが割れてしまいます。
「では、どうするの?」
となった場合、お客様のご要望を伺いながらではありますが、
内容によってこちらからご提案させていただくのは、、、
地面に接するブロックを土留めとして残す
他のものに接している場合は傷つき防止のために残す
というような方法をとる場合があります。
また、内側と外側の土の高さの問題ということであれば、ブロック塀だけではなく、万年塀やRCの塀でも当てはまる場合もあります。
ただし、状況によっては撤去してもいい場合もありますので、
「ウチはどうなんだろう?」
と思ったらお気軽にお問い合わせください。
ご相談にのりますよっ!
今回は、塀周りの地面の高さについてのお話でした。次は何をお伝えしようかな。
【プチ解体のちょっとした話 〜塀の内側と外側の高さ問題の実践 編〜】
こちらに実践編をまとめていますので、ご覧あれ!
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