老朽化したフェンスの解体・撤去の流れ|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2020/02/14

老朽化したフェンスの解体・撤去の流れ

老朽化したフェンスの解体・撤去の流れ

2024年5月11日更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・フェンスの撤去費用と種類と特徴をわかりやすく解説
・自分で撤去できるのか、その場合の確認点と注意点は?
・解体業者の実際の施工を画像付きで紹介

目次

1 フェンスの撤去はどこに頼めば良いの?

2 フェンスの解体の費用は?

3 フェンスの目的と種類・耐久性

 3.1 アルミフェンス

 3.2 スチールフェンス

 3.3 鋳物フェンス

 3.4 樹脂フェンス

 3.5 木製フェンス

4 自分でフェンスを撤去する方法

 4.1 必要な工具

 4.2 ブロック塀の上にフェンスが設置されている場合

 4.3 コンクリート専用の電動工具で時短

 4.4 最後に問題なのがゴミ問題

5 解体業者に発注する

 5.1 実際の施工事例

  5.1.1 工事の内容

  5.1.2 作業の内容

6 外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

フェンスの撤去はどこに頼めば良いの?

長年、家の周りを囲ってくれていたフェンスも、老朽化で傾いてしまっていたり、錆びて使い物にならなくなっていることもありませんか?

そんな時は、どこに頼めばいいのでしょうか?

新築した時の工務店?

ホームセンター?

フェンスの撤去・解体であれば、、、

解体業者に頼めます!

解体業者は撤去だけでなく、発生した解体材も処分してもらえます。

ただ、、、

解体業者と言われても、一般の方には馴染みがないかと思います。

ビルや工場など大型施設を解体することもあれば、住宅や住宅周りの解体をする業者もございます。

まずは、インターネット検索で、

「フェンス 撤去」

「フェンス 解体」

などで、住宅周りの外構撤去が可能な解体業者なのか、チェックしてみてください。中には、施工事例などで価格も掲載している会社さんもあるので、参考になりますよ。

ご自身でDIYで撤去される場合も、作業開始前の確認点・注意点もまとめていますので、ご参考ください。

フェンスの解体の費用

5~20万円

が相場です(2024年現在弊社の過去実績)。

このようなフェンスの撤去などのプチ解体は、施工規模によって、大きく金額は変動します。

例えば、、、

「駐車場で車を出し入れする際に、フェンスが邪魔になっているので、フェンスのワンスパン分だけ撤去して欲しい」

このような場合だと、5〜8万円程度の費用で済む場合が多いです。

ですが、、、

「住宅を囲うフェンスを全部撤去して欲しい」

このような場合だと、20万円程度の費用がかかってきます。

※注意

最近は産廃の処分費用の高騰により、規模によっては20万円を超える場合も出てきています。最新の価格を確かめたい場合は、解体業者さんなどに直接お問い合わせしてみてください。

住宅に設置されるフェンスで多いのが、ブロック塀の上にフェンスが設置されているタイプです。

フェンス自体はグラインダーなどで切断すればいいのですが、ブロック塀の撤去は、ブロックを壊すためにコンクリートハンマーが必要になったり、コンクリの破片が飛び散るので養生する必要があったり、基礎の部分にモルタル補修をする手間が加わってきます。

住宅の敷地との間が狭かったり、トラックを作業現場の近くに停められなかったりすると、どうしても作業効率が悪くなってしまうため、作業員を増やす必要があったりなどして、金額が高くなることがあります。

現地の写真を見せてもらって、これらの要因を加味した上で、解体業者は価格を算出しています。

フェンスの目的と種類・耐久性

新築時にフェンスを設置するには、目隠しのためだったり、侵入防止のためだったりします。

最近では、ブロック塀やフェンスで周りを囲わないオープン外構にしている戸建も多いのですが、昔の戸建では、一般的には塀などの外構で住宅を囲うクローズ外構であることが多いです。

それは、日本では狭い土地に住宅が密集しているため、境界線の役割として塀を囲うという習慣がありました。

昭和の時代の住宅外構では、ブロック塀を高く積み上げているものが多く、防犯や目隠しの目的もありましたが、新築から30年以上経過して、ブロック塀が老朽化した場合、倒壊する危険性も発生してきたのです。

現在の住宅では、塀やフェンスで囲わないオープン外構であったり、部分的に三段くらいの低いブロック塀の上に、簡易的なフェンスを設置するようなセミクローズ外構が多いです。

さて、フェンスにはどんな種類があるのでしょうか?

アルミフェンス

耐久性は○

直線的な形状が特徴で、ブロック塀の上にアルミフェンスを設置することが多いです。

アルミなので、錆びることはないのですが、衝撃に弱く、スチールに比べて耐久性は低いです。アルミフェンスは、金額も安く済むことが多いです。

スチールフェンス

耐久性は◎

住宅に使われるのはメッシュ形状が多く、公園や工場などで使われる侵入防止用の金網形状となります。

スチール(鉄)製なので丈夫で、最も安価なのですが、錆びやすいのが弱点です。住宅では、ブロック塀の上に設置されることが多いですが、公園や工場はフェンスに基礎を作って設置されています。

鋳物フェンス

耐久性は◎

鋳物とは、アルミニウムや亜鉛などの金属を加熱して、型に流して作ったものです。

最も重く、成型に時間がかかるため、大量生産ができないのでコストは高くなります。植栽のある洋風なアンティークな住宅に使われることが多いです。

樹脂フェンス

耐久性は△

他のフェンスに比べて、木目加工がされていて見た目が木製品に近いため、ナチュラルな落ち着いたイメージとなります。

ただ、木製と比べると、耐久性は高いのですが、他のフェンスと比べると低いと言えます。木材ではないので、お手入れも簡単です。

木製フェンス

耐久性は×

なんと言っても、木の温もりを感じられるのがメリット。ただ、ソフトウッド製だと、何と言ってもお手入れが大変です。

ホームセンターで売っているような木材は多くが軟木(やわぎ)とも呼ばれるソフトウッド製で、これだと1~2年で木材の保護塗料を塗らないと腐ってきます。

工務店やハウスメーカーでしっかり作られたフェンスで、ずっしりと重いような堅木(かたぎ)とも呼ばれるハードウッド製だと、日々のメンテナンスはほとんどいらず、数年に一回高圧洗浄機などで汚れを落とす程度で20年程の耐久性が有ります。

ご自宅のフェンスの素材がどれに当たるか、まずはご確認してみてください。

もし、ご自宅のフェンスが老朽化していて、何かの拍子に倒れるような恐れがある場合は、古いフェンスを撤去して、新設した方がいいのかどうかご検討されるのもいいかもしれません。

自分でフェンスを撤去する方法

必要な工具

ディスクグラインダー
ダイヤモンドカッター(刃)
皮手袋

もし、フェンスが直接コンクリートまたは土の上に設置されている場合、地上のツラをディスクグラインダーでカットし、トラックなどの荷台に詰め込めるサイズにカットすれば撤去可能になります。

怪我をしないように、地上面の仕上げの研磨はしっかりするようにしてください。

ブロック塀の上にフェンスが設置されている場合

石頭ハンマー
養生

戸建の外構に建てられるフェンスは、ブロック塀の上にフェンスを設置するケースが多いのではないでしょうか。

もし、ちょっとした三段、四段くらいの簡易のブロック塀でしたら、石頭ハンマーで叩いて割るというのがすぐできる方法です。

※こちらの画像にあるのが石頭ハンマーです

この場合、道路や隣地に崩れたブロック塀の破片が、飛び散らないようにご注意ください。また、周りに誰もいないことを確認してから作業してください。養生をしっかりされることをおすすめします。

ブロック塀に鉄筋が入っていた場合、作業をしていくと、鉄筋が剥き出しになってくるので、鉄筋とコンクリ片を分けて処分するようにしてください。鉄筋はディスクグラインダーでカットすればいいでしょう。

石頭ハンマーで割っていくには、かなりの時間がかかります。

体力的にも厳しく、また、初めての方には綺麗に壊せるとはできるとは限らず、できれば電動工具を使用することをおすすめします。

コンクリート専用の電動工具で時短

コンクリートハンマー

石頭ハンマーでの手壊しは長時間作業になりそうな場合、コンクリートハンマーと呼ばれる電動のドリルを使用してはつり作業をするとすぐに壊すことができます。

最後に問題なのがゴミ問題

発生したコンクリ片、鉄筋などは一般ゴミでは捨てられないのです。

産業廃棄物として、お金を払って産廃運搬処理の許可業者(解体業者ならば通常運搬の許可があります)に引き取りに来てもらう必要があるのです。

ですので、ご自身でDIYで解体、撤去を行う場合、最後のゴミの問題は解体を始める前に必ずどうしようか決めてから作業に入ってくださいね。

解体業者に直接発注する

解体に慣れた作業員による工事
コンクリートハンマー・サンダー・ダイヤモンドカッターの使用
残すブロックの仕上げ作業
モルタル補修の仕上げ作業
撤去・解体から産廃処分まで可能

解体業者ですと、解体のための専用の工具を取り揃えているので、アルミやスチール、木製などフェンスの素材に合わせて切断していきます。

そして、残すフェンスやコンクリートブロックがあった場合、ディスクグラインダーとダイヤモンドカッターで残す側面を研磨して仕上げます。

やっぱり、電動ですので、石頭ハンマーよりも何倍も早いですし、切断面を研磨した仕上がりも全然違います。


これらを全てDIYでやろうとすると、電動工具が足りなかったり、モルタル補修の左官道具がなかったり。

コンクリートブロックの基礎部分は、最後モルタルで補修するのですが、これもディスクグラインダーとダイヤモンドカッターで綺麗に仕上げてから、モルタルを流し込み固めます。

この仕上げの部分がDIYでやるのと、業者に頼むのとでは差が出てしまいます。

そして、解体業者ではブロック塀の解体で出てきたコンクリートを産廃運搬して、産廃処分まで可能となります。

実際の施工事例

こちらは、実際の弊社の施工事例で、駐車場脇のブロック塀撤去のご依頼でした。

もともと駐車場のコンクリート土間だったところにブロック塀を設置されて、車両の買い替えにより駐車スペースを広くするために撤去をご依頼いただきました。

フェンスは、あらかじめお客様に撤去していただいていたので、弊社の作業は、フェンスの支柱部分と下のブロック塀の撤去になります。

弊社にお問合せいただくフェンスの撤去では、このように駐車場の出し入れに邪魔になったフェンスとブロック塀を撤去されたいご要望が多いです。

工事の内容

施工対象:ブロック塀 約6m
地域:さいたま市 S様
工期:1日
費用:約8万円

作業の内容

作業終了後はこのようになりました。

土間の上に設置されていた塀ということで、ブロックを撤去した後、土間に刺した鉄筋は土間の面で切断して撤去しました。

今回は、撤去した跡はもともとのコンクリート土間が出てくるので補修は特に行わず、清掃して作業終了しました。

通常は、ブロックやフェンスを切断した切断面にはこのようにモルタル補修の仕上げが必要になります。

DIYで初めて左官仕上げをやろうとすると、綺麗な仕上がりはなかなか難しいので、もし仕上がりを気にされる方は、職人さんに頼んだ方が安全です。

※モルタル補修は、鋭利になってしまう切断面の安全性を考えた、あくまで簡易的な仕上げになります。

外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

老朽化したフェンスの解体、撤去の流れが掴めましたでしょうか?

もしフェンスをこのままにしていたら近隣の人にとって危ないなと思われたら、フェンスの解体、撤去のため、解体業者のプチ解体をご検討してみてくださいね。

外構の撤去を行うプチ解体であれば、住宅解体とは異なり、現地調査を行わずに、写真と電話で見積もり金額のご提示が可能です。

まずは、リプロまで、お気軽に現地の解体対象物の写真をお送りくださいね!

<プチ解体のちょっとした話 ~ フェンスの部分撤去 編 ~>

フェンスの撤去施工でよく起こることを、職長がブログにしていますので、こちらも見てみてくださいね。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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