前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2024/01/19

前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】

前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】

<解体業者が教える3つのポイント>
・前面道路の狭い住宅解体の見積もりを大公開
・解体費用の内訳を項目ごとに細かく解説
・解体業者目線で見積もりの根拠をしっかりと解説

1 前面道路が狭い木造住宅の解体の見積公開

 1.1 余分にかかってくる手壊し解体費用

 1.2 交通誘導員の設置にかかる費用

 1.3 騒音・振動トラブルになった場合について

2 実際の見積りの内訳を解説

 2.1 仮設工事

 2.2 躯体重機解体

 2.3 解体材運搬・処分

 2.4 交通誘導員

 2.5 現場諸経費

3 前面道路が狭い木造住宅の解体はリプロにご連絡お待ちしております!

前面道路が狭い木造住宅の解体の見積公開

実際のお見積り金額は、268万円(税込)となりました。

解体工事のお見積りって、一般の方から見ると何にどれだけお金がかかっているのか、なかなか分かりづらいかもしれません。

工場の解体費用は決して安くはない金額になりますので、今回は、なぜこのような金額になったのか、その根拠をそれぞれ下記に解説していきたいと思います。

実際の施工の流れを紹介したブログは下記になりますので、ご興味ある方はご覧になってください。

前面道路の狭い木造住宅の解体の流れを事例で紹介【気をつけたいポイントを解説】

余分にかかってくる手壊し解体費用

今回の現場では、前面道路が狭く、かつ敷地も狭小でしたので、2階まで届くサイズの重機の回送と使用ができない状況でした。

このような場合、2階部分と、1階の半分くらいまでは手壊し解体と言って、職人たちがサンダー、セーバーソー、チェーンソーなどを使用しながら、手で解体していくことになり、今回の現場では29万円を計上しています。

手壊し解体となると、その分の職人の人工が必要になりますし、工事日数もどうしても余分にかかってきます。

建物の延床面積は大きくない現場でしたので30万ほどで済みましたが、これが大きな住宅になるなると倍ほどにもなりますので、やはり手壊し解体があると高額になりやすい傾向にあります。

交通誘導員の設置にかかる費用

次に見積り費用に影響が考えられるのは、交通誘導員の配置です。

前面道路が狭いと、普段生活道路として使用される近隣住民の方にとっては、解体材が道路まではみ出てしまっていたりすると、危険な場合も考えられます。

今回の現場では、4週間の解体日数を見込んでいたので、人件費1人20,000円で28日分の交通誘導員の配置で56万円を計上しております。

このように、前面道路が狭いと、通常かかってこない費用の計上がどうしても必要になってきますので、ご注意ください。

近隣トラブルになった場合について

さて、見積もりに現れない部分にはなりますが、、

実は前面道路が狭く、狭小地のような周囲への気配りや、解体技術が必要になる現場で最も気をつけたいのは、強引な重機解体などから起こる近隣トラブルです。

解体業者へ複数社に見積りを発注するに当たって、中には手壊し解体や、交通誘導員を配置せずに解体を進める見積もりを提出する外国籍などの業者さんも中にはあるかもしれません。

この場合、見積もりの金額だけで比較すると、非常に安く割安に感じるかもしれませんが、実際に解体が始まると、、

普段、近隣の方が通行する道路に使用許可もなく重機を置いて、交通誘導員を配置することなく、強引に道路側に解体材を崩して建物を壊していくことになってしまいます。

場合によっては、通行人の方に怪我をさせてしまったり、隣地に解体材が崩れてしまったりなど近隣トラブルに発生してしまうと、現場が数ヶ月止まってしまい、後のご売却や新築の工事などの予定に大きく影響が出てしまうのです。

弊社では、もし解体作業中に通行人が怪我をしてしまったり、解体材が隣地側に崩れるなんてことがあると、大変なことになりますので、安全安心を第一に解体施工を考えて、お見積りを提出させていただいております。

このように、現場の現状に合わせて、安全を確保するため必要な処置が内訳明細書に記載されますので、ここの費用はどのような処置で必要なのか、見積もりをする解体業者に確認なさってください。

内訳明細書を見れば、解体業者が解体施工をどのように進めていく予定なのかが、よく分かります。

以上の3点が、前面道路の狭い住宅の解体で注目すべきポイントの特徴かと言えます。

実際の見積りの内訳を解説

それでは、ここからは実際のお見積りの内訳を項目ごとに説明していきます。

仮設工事

仮設工事には、建物外周の養生の組み立てとばらしに206,150円と、散水設備に5,000円がかかって、重機の回送往復に72,000円で総額283,150万円を計上しています。

こちらは、建物の解体を始める前に必要になる作業にあたり、今回のケースでは建物を覆う養生、散水設備の準備、重機の回送費用が仮設工事となっております。

躯体撤去工事

躯体撤去工事とは、建物の構造を解体するのにかかる費用のことです。

内装材、屋根材、木造の躯体、コンクリートの基礎、その他外構など項目ごとに上げさせていただいており、総額は83万円を計上しています。

建物の延床面積が小さかったので、金額は抑えられています。もし、手壊し解体の必要のない現場ではさらに金額は抑えられることになります。

解体材運搬・処分

続いて、解体材運搬・処分費用は、総額65万円を計上しています。

こちらも、木造住宅でかつ延床面積も小さいので、金額としては抑えらています。

交通誘導員

交通誘導員の費用は、56万円を計上しています。

いかがでしょうか?

解体費用総額において、交通誘導員の費用は結構な割合で金額がかかってきています。

前面道路が狭いだけですが、このようにお見積りを項目ごとに見ていくと、解体費用総額に大きな影響が発生しているのがわかります。

現場諸経費

今回の現場では計上しておりませんが、現場によっては現場諸経費として、セーバーソーの刃代や、燃料代などを追加させていただいております。

前面道路の狭い住宅はどこに解体を依頼すればいいの?

前面道路が狭い住宅の解体の注意すべきポイントと、実際の解体の流れは掴めましたでしょうか?

最近は、弊社でもこのような解体のご依頼をいただくことも増えてきています。

前面道路が狭い住宅の解体は、気を遣う部分が通常の解体とは異なるポイントもいくつかございます。

建物を解体するって、意外といろんなことに気を遣って工事をしているのがわかっていただけたかもしれません笑

お見積り時点で、事前に施工計画をしっかり説明してくれる解体業者に発注することをお勧めします。

「建物を壊して更地になってしまえば、どこに頼んでも同じ。」

そんなことはありません。

費用の比較ばかりで解体業者を選ぶと、こんなところで痛い目に合ったりします。

お客様が本当に信頼できる一社を探してみてくださいね。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

確かに、業者同士でお見積りを競い合わせれば、お客様のお支払いする解体費用は安くなると思います。

ただ、あまりに行き過ぎた価格競争によって、現在では本来必要とされる正しい施工計画で解体をなされない現場が増えてきている懸念を感じています。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトから解体業者に紹介料マージンが10~20%発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術にムラがある場合がある
・解体費用は安くなる一方で価格競争になる分、施工管理が煩雑になる場合がある

総合解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない分、正しい施工計画を立てられる
・様々な現場を経験した職人による施工で安心した施工ができる
・鉄骨造やRC造の解体に必要な建機を自社保有するためレンタルのマージンをカット

解体業者へ直接発注で紹介料マージンを抑えながら、、、

騒音・粉塵など近隣への配慮が必要な現場
鉄骨造、RC造など専用の建機とアタッチメントが必要な現場
アスベストがあって規則に沿った対応をすべき現場

これらのご相談は特に、総合解体業者であるリプロなら、お客様も納得のいく解体施工をご提供できるかと思います。

解体は、ぜひリプロにご相談いただけると幸いです。

もし、お見積りのご依頼ございましたら、ぜひ弊社までご連絡いただけましたら幸いです!


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