【解体屋が解説】前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2024/01/19

【解体屋が解説】前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】

【解体屋が解説】前面道路が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】

2026/07更新

<解体業者が教える3つのポイント>
・前面道路の狭い住宅解体の見積もりを大公開
・解体費用の内訳を項目ごとに細かく解説
・解体業者目線で見積もりの根拠をしっかりと解説

1 前面道路が狭い木造住宅の解体の見積公開

 1.1 余分にかかってくる手壊し解体費用

 1.2 交通誘導員の設置にかかる費用

 1.3 騒音・振動トラブルになった場合について

2 交通誘導員(ガードマン)の費用はなぜかかる?

 2.1 なぜ交通誘導員が必要なのか

 2.2 費用の決まり方(人数 × 日数 × 日当)

 2.3 何人の交通誘導員が必要になる?

 2.4 道路使用許可が必要になることも

3 その他に費用が上がる要素

4 実際の見積りの内訳を解説

 4.1 仮設工事

 4.2 躯体重機解体

 4.3 解体材運搬・処分

 4.4 交通誘導員

 4.5 現場諸経費

5 見積り内訳の一覧表(今回の総額268万円)

6 解体費用を抑える3つのポイント

7 よくある質問(FAQ)

8 前面道路が狭い木造住宅の解体はリプロにご連絡お待ちしております!

前面道路が狭い木造住宅の解体の見積公開

実際のお見積り金額は、268万円(税込)となりました。

解体工事のお見積りって、一般の方から見ると何にどれだけお金がかかっているのか、なかなか分かりづらいかもしれません。

工場の解体費用は決して安くはない金額になりますので、今回は、なぜこのような金額になったのか、その根拠をそれぞれ下記に解説していきたいと思います。

実際の施工の流れを紹介したブログは下記になりますので、ご興味ある方はご覧になってください。

前面道路の狭い木造住宅の解体の流れを事例で紹介【気をつけたいポイントを解説】

余分にかかってくる手壊し解体費用

今回の現場では、前面道路が狭く、かつ敷地も狭小でしたので、2階まで届くサイズの重機の回送と使用ができない状況でした。

このような場合、2階部分と、1階の半分くらいまでは手壊し解体と言って、職人たちがサンダー、セーバーソー、チェーンソーなどを使用しながら、手で解体していくことになり、今回の現場では29万円を計上しています。

手壊し解体となると、その分の職人の人工が必要になりますし、工事日数もどうしても余分にかかってきます。

建物の延床面積は大きくない現場でしたので30万ほどで済みましたが、これが大きな住宅になるなると倍ほどにもなりますので、やはり手壊し解体があると高額になりやすい傾向にあります。

交通誘導員の設置にかかる費用

次に見積り費用に影響が考えられるのは、交通誘導員の配置です。

前面道路が狭いと、普段生活道路として使用される近隣住民の方にとっては、解体材が道路まではみ出てしまっていたりすると、危険な場合も考えられます。

今回の現場では、4週間の解体日数を見込んでいたので、人件費1人20,000円で28日分の交通誘導員の配置で56万円を計上しております。

このように、前面道路が狭いと、通常かかってこない費用の計上がどうしても必要になってきますので、ご注意ください。

近隣トラブルになった場合について

さて、見積もりに現れない部分にはなりますが、、

実は前面道路が狭く、狭小地のような周囲への気配りや、解体技術が必要になる現場で最も気をつけたいのは、強引な重機解体などから起こる近隣トラブルです。

解体業者へ複数社に見積りを発注するに当たって、中には手壊し解体や、交通誘導員を配置せずに解体を進める見積もりを提出する外国籍などの業者さんも中にはあるかもしれません。

この場合、見積もりの金額だけで比較すると、非常に安く割安に感じるかもしれませんが、実際に解体が始まると、、

普段、近隣の方が通行する道路に使用許可もなく重機を置いて、交通誘導員を配置することなく、強引に道路側に解体材を崩して建物を壊していくことになってしまいます。

場合によっては、通行人の方に怪我をさせてしまったり、隣地に解体材が崩れてしまったりなど近隣トラブルに発生してしまうと、現場が数ヶ月止まってしまい、後のご売却や新築の工事などの予定に大きく影響が出てしまうのです。

弊社では、もし解体作業中に通行人が怪我をしてしまったり、解体材が隣地側に崩れるなんてことがあると、大変なことになりますので、安全安心を第一に解体施工を考えて、お見積りを提出させていただいております。

このように、現場の現状に合わせて、安全を確保するため必要な処置が内訳明細書に記載されますので、ここの費用はどのような処置で必要なのか、見積もりをする解体業者に確認なさってください。

内訳明細書を見れば、解体業者が解体施工をどのように進めていく予定なのかが、よく分かります。

以上の3点が、前面道路の狭い住宅の解体で注目すべきポイントの特徴かと言えます。

【プロが解説】私道で間口が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開【見積り費用を項目別に解説】

交通誘導員(ガードマン)の費用はなぜかかる?

前面道路が狭い住宅の解体で、費用に最も影響したのが**交通誘導員(交通誘導警備員)**の配置です。今回の見積りでは56万円と、総額のおよそ2割を占めました。ここを詳しく解説します。

なぜ交通誘導員が必要なのか

前面道路が生活道路になっている場合、重機やダンプの出入り、解体材の搬出のたびに、通行する人や車の安全を確保しなければなりません。交通誘導員は、歩行者・車両を安全に誘導し、事故や近隣トラブルを未然に防ぐ役割を担います。

道路が狭いほど、重機やダンプが道をふさぐ時間が長くなり、誘導の重要性は高まります。安全を軽視して誘導員を置かずに工事を進めると、通行人の事故や、解体材が道路にはみ出すといったトラブルにつながりかねません。

費用の決まり方(人数 × 日数 × 日当)

交通誘導員の費用は、「配置人数 × 工事日数 × 日当」で決まります。今回は1人を28日間、日当20,000円で配置し、56万円となりました。

つまり、工事日数が延びるほど、また必要な人数が増えるほど、費用は大きくなります。日当の目安は、地域や時期によって15,000〜25,000円程度です。

何人の交通誘導員が必要になる?

必要な人数は、道路の幅・交通量・出入り口の数によって変わります。おおまかな目安は次のとおりです。

  • 交通量が少なく、車の出入りが一方向:1人での対応が中心
  • 両方向から車が来る、通学路になっている:2人以上が必要になることも
  • 現場の出入り口が離れて複数ある:それぞれに人員の配置が必要

安全のために必要な人数を減らすことはできませんが、施工計画を工夫して工事日数を無理なく短縮できれば、延べの配置日数を抑えることは可能です。

道路使用許可が必要になることも

工事で道路の一部を使う場合、所轄の警察署へ「道路使用許可」の申請が必要になることがあります。通常は解体業者が申請を代行します。

無許可で道路に重機や資材を置いて工事を進める業者は、近隣トラブルや工事中断のリスクが高くなります。見積りが割安に見えても、こうした手続きや誘導員の費用が省かれていないか、内訳で確認することが大切です。

その他に費用が上がる要素

交通誘導員のほかにも、前面道路が狭い現場では費用が上がりやすい要素があります。

  • 手壊し解体:大型重機が入れないため、職人がサンダー・レシプロソー(セーバーソー)・チェーンソーなどで手作業で解体する工法です。人手と工期がかかり、今回は約29万円を計上しました。大きな住宅では倍近くになることもあります。
  • 養生・防音対策:隣家や通行人が近いため、コンクリートガラにも耐える防音シートでしっかり養生します。簡易な養生で済ませると、粉じんや騒音で近隣トラブルの原因になります。
  • 重機の選定・回送:現場に入るサイズの重機を選ぶ必要があり、機種によっては作業効率が下がることもあります。今回は重機の回送費用として72,000円を計上しています。

なお、間口が狭く「私道」に面したケースの費用は、姉妹記事「私道で間口が狭い木造住宅の解体費用の見積り公開」でも解説しています。あわせてご覧ください。

実際の見積りの内訳を解説

それでは、ここからは実際のお見積りの内訳を項目ごとに説明していきます。

仮設工事

仮設工事には、建物外周の養生の組み立てとばらしに206,150円と、散水設備に5,000円がかかって、重機の回送往復に72,000円で総額283,150万円を計上しています。

こちらは、建物の解体を始める前に必要になる作業にあたり、今回のケースでは建物を覆う養生、散水設備の準備、重機の回送費用が仮設工事となっております。

躯体撤去工事

躯体撤去工事とは、建物の構造を解体するのにかかる費用のことです。

内装材、屋根材、木造の躯体、コンクリートの基礎、その他外構など項目ごとに上げさせていただいており、総額は83万円を計上しています。

建物の延床面積が小さかったので、金額は抑えられています。もし、手壊し解体の必要のない現場ではさらに金額は抑えられることになります。

解体材運搬・処分

続いて、解体材運搬・処分費用は、総額65万円を計上しています。

こちらも、木造住宅でかつ延床面積も小さいので、金額としては抑えらています。

交通誘導員

交通誘導員の費用は、56万円を計上しています。

いかがでしょうか?

解体費用総額において、交通誘導員の費用は結構な割合で金額がかかってきています。

前面道路が狭いだけですが、このようにお見積りを項目ごとに見ていくと、解体費用総額に大きな影響が発生しているのがわかります。

現場諸経費

今回の現場では計上しておりませんが、現場によっては現場諸経費として、セーバーソーの刃代や、燃料代などを追加させていただいております。

見積り内訳の一覧表(今回の総額268万円)

ここまで項目ごとにご説明した内訳を、一覧表にまとめました。何にどれだけ費用がかかっているのかが、ひと目で分かります。

区分 項目 金額(税抜・参考)
仮設工事 養生の設置・ばらし 206,150円
仮設工事 散水設備 5,000円
仮設工事 重機の回送(往復) 72,000円
躯体撤去工事 内装・屋根・躯体・基礎・外構ほか(手壊し解体 約29万円を含む) 約830,000円
解体材運搬・処分 木くず・混合廃棄物・コンクリートガラなど 約650,000円
交通誘導員 1人 × 28日 × 20,000円 560,000円
工事総額(税込) 2,680,000円

※金額は現場の条件によって変動する参考値です。

こうして並べてみると、交通誘導員の56万円は、総額268万円のおよそ2割にあたることが分かります。前面道路が狭い解体では、この交通誘導員の費用が総額を大きく左右します。逆にいえば、工期を無理なく短縮できれば、その分だけ費用も抑えられるということです。

解体費用を抑える3つのポイント

見積りの内訳を理解すると、費用を抑えるために事前にできることが見えてきます。今回のケースからいえる、3つのポイントをご紹介します。

  1. 工期の短縮を意識する 交通誘導員の費用は工事日数に比例します。手壊しの範囲や段取りを工夫し、安全を保ちながら無理なく工期を縮められれば、誘導員の費用も抑えられます。施工計画をどう立てるかで、ここに差が出ます。

  2. 残置物はできる範囲で自分で処分しておく 家財道具や不用品が多く残っているほど、撤去・処分費が膨らみます。まだ使えるものはリユースに回し、自治体の粗大ごみ回収なども活用すると、費用を抑えられます。

  3. 内訳明細を出す総合解体業者に直接依頼する 価格比較サイトを経由すると紹介マージンが発生します。総合解体業者に直接依頼すれば、その分を交通誘導や養生など、必要な施工計画に充てられます。建機を自社保有する業者なら、レンタルのマージンもかかりません。

よくある質問(FAQ)

Q. 解体工事に交通誘導員は必ず必要ですか?

A. 前面道路が狭い、交通量が多い、歩行者が多いといった現場では、安全確保のために必要になります。工事内容と道路状況によって、必要な人数・日数が変わります。

Q. 交通誘導員の費用はどれくらいかかりますか?

A. 「人数 × 日数 × 日当」で決まります。日当の目安は15,000〜25,000円程度で、工期が延びるほど総額は増えます。今回は1人×28日で56万円でした。

Q. 道路使用許可は誰が申請しますか?

A. 通常は解体業者が、所轄の警察署へ申請を代行します。申請が必要かどうかは、道路の状況や工事内容によって変わります。

Q. 手壊し解体があると、どのくらい高くなりますか?

A. 重機解体より平米単価が上がり、工期も延びます。今回は約29万円でしたが、大きな住宅では倍近くになることもあります。

Q. 前面道路が狭いと、必ず費用は高くなりますか?

A. 交通誘導員や手壊し解体が必要になる分、通常より費用がかかる傾向はあります。ただし延床面積が小さければその分は抑えられます。正確な費用は現況写真からお見積もりします。

Q. 交通誘導員の人数や日数を減らして費用を抑えられますか?

A. 安全のために必要な人数を減らすことはできません。ただし、施工計画を工夫して工事日数を無理なく短縮できれば、延べの配置日数が減り、結果として費用を抑えられる場合があります。安全対策そのものを省くのはおすすめできません。

Q. 見積書に交通誘導員の項目がない業者は避けるべきですか?

A. 前面道路が狭いのに交通誘導員の計上がない場合、必要な安全対策が省かれている可能性があります。なぜ配置が不要と判断したのか、理由を必ず確認してください。

Q. 空き家の解体で補助金は使えますか?

A. 老朽化した空き家や危険家屋の除却に、助成制度を設けている自治体があります。多くは着工前の申請が条件です。「お住まいの自治体名+空き家 解体 補助金」で事前に確認しておくと安心です。

前面道路の狭い住宅はどこに解体を依頼すればいいの?

前面道路が狭い住宅の解体の注意すべきポイントと、実際の解体の流れは掴めましたでしょうか?

最近は、弊社でもこのような解体のご依頼をいただくことも増えてきています。

前面道路が狭い住宅の解体は、気を遣う部分が通常の解体とは異なるポイントもいくつかございます。

建物を解体するって、意外といろんなことに気を遣って工事をしているのがわかっていただけたかもしれません笑

お見積り時点で、事前に施工計画をしっかり説明してくれる解体業者に発注することをお勧めします。

「建物を壊して更地になってしまえば、どこに頼んでも同じ。」

そんなことはありません。

費用の比較ばかりで解体業者を選ぶと、こんなところで痛い目に合ったりします。

お客様が本当に信頼できる一社を探してみてくださいね。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

確かに、業者同士でお見積りを競い合わせれば、お客様のお支払いする解体費用は安くなると思います。

ただ、あまりに行き過ぎた価格競争によって、現在では本来必要とされる正しい施工計画で解体をなされない現場が増えてきている懸念を感じています。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトから解体業者に紹介料マージンが10~20%発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術にムラがある場合がある
・解体費用は安くなる一方で価格競争になる分、施工管理が煩雑になる場合がある

総合解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない分、正しい施工計画を立てられる
・様々な現場を経験した職人による施工で安心した施工ができる
・鉄骨造やRC造の解体に必要な建機を自社保有するためレンタルのマージンをカット

解体業者へ直接発注で紹介料マージンを抑えながら、、、

騒音・粉塵など近隣への配慮が必要な現場
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これらのご相談は特に、総合解体業者であるリプロなら、お客様も納得のいく解体施工をご提供できるかと思います。

解体は、ぜひリプロにご相談いただけると幸いです。

もし、お見積りのご依頼ございましたら、ぜひ弊社までご連絡いただけましたら幸いです!


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