鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体費用の見積り公開【ビルならではの特徴を項目別に解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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2023/01/21

鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体費用の見積り公開【ビルならではの特徴を項目別に解説】

鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体費用の見積り公開【ビルならではの特徴を項目別に解説】

<解体業者が教える3つのポイント>
・鉄筋コンクリート(RC)造ビルの見積もりを大公開
・撤去費用の内訳を項目ごとに細かく解説
・撤去費用の原価を解体業者がしっかりと解説

1 実際の鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体の見積公開

 1.1 RC造ビルは養生の費用が高くなる

 1.2 RC造ビルは産廃の費用が高くなる

 1.3 RC造ビルは杭抜きの費用が高くなる

2 実際の見積りの内訳を解説

 2.1 仮設工事

 2.2 解体工事

 2.3 付帯工事

 2.4 杭引き抜き工事

3 RC造ビルの解体はリプロにご連絡お待ちしております!

実際の鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体の見積公開

こちらの鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体費用は、2,073万円となりました。

5階建ての駅から近く、歩行者も多いため、周辺環境を意識しながら、解体を進める必要のある現場でした。

工期は、4ヶ月で前面道路を一部使用許可をもらいながら、交通誘導員を1名40日間にわたって配置していました。隣の土地が空き地だったため、こちらも使用許可を得ることができたのは幸いでした。

それでは、RC造のビルの解体で解体費用が高くなってしまいがちなポイントをそれぞれ解説していきたいと思います。

RC造ビルの解体費用の相場と、実際の工事の流れを知りたい方はこちらのブログをご覧ください。

鉄筋コンクリート(RC)造のビルの解体費用と工事の流れを実際の施工事例で紹介

RC造ビルは養生の費用が高くなる

RC造ビルの解体費用の特徴として、養生の費用が高くなる傾向にあります。

木造住宅では、養生シートを貼るだけでいいのですが、ビルとなると防音パネルを5階建てビルが全て隠れるまで四方を囲う必要があります。

防音パネルはシートと比べて単価が高い上に、ビルだと設置面積も広くなるため、養生をするだけでこの現場では約400万円の費用を計上しています。

特に、最近では鳶職の職人不足から人件費が高騰していることも影響されています。

RC造ビルは産廃の費用が高くなる

建物を壊すとなると、当然建物の産廃廃棄物を捨てる費用もかかってきます。

木造住宅でしたら、産廃費用は数十万円で済みますが、RC造のビルとなると話は別。

5階建てのビルとなると、大量のコンクリートガラが発生しますので、産廃ダンプが何台も産廃施設を往復することになります。

コンクリートガラだけではなく、内装に使われていた木材は木屑として低単価で搬出しても、それ以外は混合廃棄物での処分になるので、産廃費用全て合わせると、この現場では約500万円の産廃費用を計上しています。

RC造ビルは杭抜きの費用が高くなる

5階建てのビルでしたので、地中には杭またはフーチングが埋まっていることが想定されます。今回は、設計図面がありましたので、杭が埋まっていることが事前にわかりました。

設計図面のサイズに沿って、杭抜きの施工計画を立てると、その費用は234万円を計上しています。

杭抜きといえども、その大きさ、長さ、本数によって金額は全く異なります。

現場によっては、杭抜きに1,000万円を超える現場もあり得ますので、事前に設計図面を解体業者に見せて、費用を確認しておかれた方がいいかと思います。

以上が今回の見積もりの注目ポイントとして紹介させていただきました。

それでは、見積りの内訳をそれぞれ解説していきたいと思います。

実際の見積りの内訳を解説

仮設工事

仮設工事の費用は、584万円を計上しております。

仮設工事とは、解体工事を始める前の準備にあたります。

今回でいえば、建物を囲うための養生、資材の運搬、散水設備のレンタル、仮設の事務所、トイレ、交通誘導員、重機の回送費用などがこちらにあたります。

ビルとなると、この仮設工事にも、かなりの金額がかかってくるのがお分かりいただけるかと思います。

解体工事

解体工事の費用は、944万円を計上しております。

こちらは、建物を実際に解体する作業にかかった費用のことで、躯体の解体、基礎の解体、そして解体材の産廃費用がこちらにあたります。

RC造のビルとなると、コンクリートガラが発生するので、解体工事の費用の半分は解体材の産廃費用にあたります。

付帯工事

付帯工事の費用は、156万円を計上しております。

付帯工事とは、躯体や基礎以外の屋上の工作物や建物を囲うブロック塀の撤去、浄化槽や受水槽の撤去、各種申請費用があたります。

杭引き抜き工事・有価物買取

杭引き抜き工事の費用は、234万円を計上しております。

こちらは前述の通りになります。

有価物買取とは、RC造だと鉄筋が構造に含まれるため、鉄は再利用可能なので、一度解体業者で買取をして販売しますので、その収益分をお見積りから引かせていただいております。

RC造ビルの解体はリプロにご連絡お待ちしております!

鉄筋コンクリート(RC)造ビル解体の注意すべきポイントと、実際の解体の流れは掴めましたでしょうか?

最近は、弊社でも鉄筋コンクリート(RC)造ビルの解体のご依頼をいただくことも増えてきています。

ビルはこれまでオーナー様が所有されていた大事な資産ですし、ビルの解体は、気を遣う部分が通常の解体とは異なるポイントもいくつかございます。

ビルを解体するって、意外といろんなことに気を遣って工事をしているのがわかっていただけたかもしれません笑

お見積り時点で、事前に施工計画をしっかり説明してくれる解体業者に発注することをお勧めします。

「建物を壊して更地になってしまえば、どこに頼んでも同じ。」

そんなことはありません。

費用の比較ばかりで解体業者を選ぶと、こんなところで痛い目に合ったりします。

お客様が本当に信頼できる一社を探してみてくださいね。

【解体業者へ直接発注】解体費用を抑えながら高い施工技術を実現します


解体業界では、価格比較サイトがとても増えました。複数業者の相見積もりで価格を比較して、お客様に選んでもらうシステムです。

確かに、業者同士でお見積りを競い合わせれば、お客様のお支払いする解体費用は安くなると思います。

ただ、あまりに行き過ぎた価格競争によって、現在では本来必要とされる正しい施工計画で解体をなされない現場が増えてきている懸念を感じています。

価格比較サイトのデメリット
・価格比較サイトから解体業者に紹介料マージンが10~20%発生している
・一人親方や数人規模の業者が多いため、施工技術にムラがある場合がある
・解体費用は安くなる一方で価格競争になる分、施工管理が煩雑になる場合がある

総合解体業者へ直接発注のメリット
・価格比較サイトへの紹介マージンがかからない分、正しい施工計画を立てられる
・様々な現場を経験した職人による施工で安心した施工ができる
・鉄骨造やRC造の解体に必要な建機を自社保有するためレンタルのマージンをカット

解体業者へ直接発注で紹介料マージンを抑えながら、、、

騒音・粉塵など近隣への配慮が必要な現場
鉄骨造、RC造など専用の建機とアタッチメントが必要な現場
アスベストがあって規則に沿った対応をすべき現場

これらのご相談は特に、総合解体業者であるリプロなら、お客様も納得のいく解体施工をご提供できるかと思います。

空き家の解体は、ぜひリプロにご相談いただけると幸いです。

もし、お見積りのご依頼ございましたら、ぜひ弊社までご連絡いただけましたら幸いです!


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リプロでは、現在協業していただけるパートナー企業・協力会社様を募集しております。

工務店様、設計事務所様、不動産会社様、士業様など、お気軽にご連絡いただけますと幸いでございます。

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください>

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