古いブロック塀をリフォームするより費用が抑えられる塀の部分カット【実際の施工事例で紹介】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

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解体ネコ イラスト
2024/04/22

古いブロック塀をリフォームするより費用が抑えられる塀の部分カット【実際の施工事例で紹介】

古いブロック塀をリフォームするより費用が抑えられる塀の部分カット【実際の施工事例で紹介】

<解体業者が教える3つのポイント>
・ブロック塀はリフォームすると費用が高くなる
・ブロック塀を一部残すことで敷地の境界は残せる
・解体業者が実施する部分カットを画像でご紹介

1 ブロック塀は経年劣化で老朽化すると傾いてくる

 1.1 隣地に崩れて造作物を壊してしまった場合

 1.2 通行人や通行する車に倒れてしまった場合

2 傾いたブロック塀の改善方法

 2.1 ブロック塀をリフォームする(費用が高くなる)

 2.2 ブロック塀を部分カットする(費用が抑えられる)

3 ご自宅とお庭を広範囲で7段積み上がったブロック塀の撤去事例

 3.1 上部を通常通りコンクリートハンマーで解体

 3.2 下部の数段を残して敷地の境界としての機能を残す

 3.3 解体材はトラックに乗せて産廃処分場へ

 3.4 施工範囲が広かったので左右方向から解体を進めています

 3.5 お庭部分のブロック塀のカット完了

 3.6 ご自宅部分のブロック塀のカット完了

4 外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

ブロック塀は経年劣化で老朽化すると傾いてくる

こんにちは!

今回は、老朽化して傾いてきてしまったブロック塀をどうすればいいのか、解体業者目線でご説明できればと思います!

上部の写真のブロックは先日、弊社で撤去させていただいた塀なのですが、こちらの現場のブロック塀はまだ大きく傾いているわけではないのですが、7段も高く積み上げられておりました。

ブロック塀は経年劣化で中の鉄筋の強度が落ちてきてしまい、高さのある塀だと重心が高いため自重で傾いてきて、少しの振動で崩れてしまいそうな塀も、最近では見受けられるようになりました。

2018年には、大阪の震度6の地震により小学校のプールのブロック塀が40mにわたって倒れ、女児生徒が犠牲になる痛ましい事故が発生しました。このブロック塀も何段も積み上げられた高さのあるものでした(参考:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230618/k10014102781000.html)。

隣地に崩れて造作物を壊してしまった場合

ブロック塀が傾き、倒れることで発生する問題点として、まずは隣地との境界でブロック塀を設置している場合、隣地のカーポートや車、フェンスなど、隣地の造作物や所有物を傷つけてしまう可能性があることです。

ブロックは基本型で一番小さいサイズで厚さ10cmで1つ約10kgになります。1つ10kgのコンクリートの塊が一度に数十個倒れてくるというのは、かなり危険な状態だとお分かりいただけるかと思います。

もしご自身が所有するブロック塀のせいで、隣地の方の物を壊したりした場合、その責任は所有者に対して、「工作物責任」が課せられることになってしまいます。

工作物責任とは、工作物の瑕疵によって他人に被害を与えた場合に、工作物の占有者・所有者が負う損害賠償責任のことです。

通行人や通行する車に倒れてしまった場合

もしご自身が所有するブロック塀のせいで、人に怪我をさせた場合、その責任は所有者に対して、「工作物責任」が課せられてることになってしまいます。

工作物責任とは、工作物の瑕疵によって他人に被害を与えた場合に、工作物の占有者・所有者が負う損害賠償責任のことです。

隣地の造作物や所有物なら、被害はそこまで大きくはないのかもしれませんが、もしそれが人の健康や命となってしまうと、それは本当に大変なことです。

前述の大阪で発生した痛ましい事故から、傾いてしまったブロック塀の撤去は、各自治体が補助金や助成金を設けていることも多いので、お住まいの自治体にお問い合わせください。

傾いたブロック塀の改善方法

ブロック塀をリフォームする(費用が高くなる)

まず、ブロック塀が傾いてしまったら、リフォームして新しい塀を新設するという方法が考えられると思います。

最近では、老朽化すると傾くという問題が起きてしまうのでブロック塀を高く積み上げるよりは、3〜5段程度で上部はフェンスで目隠しをするような塀も多くなってきました。

そんなブロック塀の新設する見積もりを外構エクステリアの施工会社などでとるとびっくり、、

新設するのにトータルで50万円とか、面積が広い場合だと100万円とか、、結構な金額のお見積もりとなることが多いかもしれません。

何故かというと、どうしても、現状のブロックの解体撤去を外構施工会社の協力会社である解体業者に業者間で発注(マージンが乗っかてしまうことが多い)して古いブロック塀を撤去してから、外構エクステリアの施工会社でブロックとフェンスで新設するため、ダブルで費用がかさんでしまうのです。

ご予算に限りがない場合は、塀も綺麗になって見栄えもいいので、ブロック塀を新設する方法でいいのですが、、

ブロック塀が老朽化している場合は、、

だいたい建物自体も新築から数十年経っていて、ブロック塀の新設にそこまで費用をかけたくなかったり、建物の建替えや売却なども検討するような時期になっているはずで、ブロックを新設するほどでもないパターンが多いのです。

そのような場合におすすめなのが、現状の傾いているブロック塀を部分カットするという方法をご紹介します。

ブロック塀を部分カットする(費用が抑えられる)

こちらは、弊社で施工させていただいた現場の写真なのですが、元々は7段ブロックが積み上がった塀だったのですが、下部2段だけを残して他はカットし、撤去しています。

このように、ブロック塀を部分的にブロックをカットすることで、ブロック上段の5段分だけの撤去費用で済みますので、、

既存のブロック塀の撤去と、塀を新設するのにかかるトータルの費用と比較すると、1/3〜1/4程度のご予算で、ブロック塀の倒壊の危険性はなくなり、かつ道路や隣地と、ご自宅の敷地との境界の役割はそのまま残すことができます。

ブロック塀が傾いて危険だからといって新設しなくても、このように部分カットすることで、ご予算を抑えながら倒壊する危険性を回避することができるのです。

昔に建てられた高く積み上がったブロック塀の撤去事例

高度経済成長期に建てられた建物は、敷地との境界とするため、プライバシーを保護するためにブロック塀を高く積み上げて住宅を囲うような外構のつくりが多くありました。

ただ、高く積み上げられたブロック塀は、40年、50年と経てば、中の鉄筋の強度が弱くなって傾いてくることもあり、高度経済成長期時代に建てられたブロック塀がちょうど最近になってよく問題視されるようになってきたと言えます。

弊社で実際に7段まで積み上がったブロック塀を、下部2段までカットする施工を行った際の様子をご紹介していきたいと思います。

【施工事例:中野区のブロック塀撤去はこちら

  • 地域:中野区 K様
  • 工期:1日
  • 費用:約22万円

上部5段までを通常通りコンクリートハンマーで解体

ブロック塀は弊社のような解体業者では、コンクリートハンマーという専用の電動工具を使用して、コンクリート砕いていくつかの破片に分けて撤去することになります。

また、中には鉄筋が入っているので、突然崩れないように補助しながら、鉄筋もディスクグラインダーとダイヤモンドカッターで切断して撤去していきます。

下部の2段を残して敷地の境界としての機能を残す

作業を進めていき、下部の2段を残すようにします。

突然、ブロックが敷地内に倒れないように、後ろからも補助の作業員を配置して施工していきます。

解体材はトラックに乗せて産廃処分場へ

軽トラに解体したブロックを積んで、産廃処分場に運んでいきます。ご自宅とお庭を囲うブロック塀だったので、結構な量のコンクリート片が出てきました。

施工範囲が広かったので左右方向へ解体を進めています

今回は、施工範囲が広かったため、左右方向に解体を進め、1日で作業が完了するように合計6人の作業員体制で施工を行っています。コンクリートの細かい破片がとても多く出るので、掃除がしやすいように道路には養生シートを敷いて作業にあたります。

お庭部分のブロック塀のカット完了

こちらが、お庭部分のブロック塀を撤去し終えた様子です。

とてもスッキリしました。

下部2段を残すのは、境界の役割を残すというのと、敷地内とブロック塀の間にはだいたい段差が発生していて、全て撤去してしまうと、敷地の土が道路に排出されてしまうのです。

このようん段差がある場合、もし、一からブロック塀を新設するとなると、土留めをしながらの作業にあり、まっさらな土地で新設するのと比較してどうしても工期も伸びてしまい、見積もり金額が高くなってしまう要因にもなりえます。

ご自宅部分のブロック塀のカット完了

ご自宅の周りのブロック塀は、お庭から少し傾斜があったので、こちらは下部3段を残しています。

最近では、目隠しをする場合は、ブロック塀を高く積み上げるより、ブロックの上にフェンスを設置する方が多くなってきました。

既存のブロックを下部2〜3段残して、その上に簡易フェンスを設置するなんて方法も取ることができます。

外構の撤去は解体業者リプロに写真を送れば見積もりはすぐ!

老朽化したブロック塀をリフォームするより費用が抑えられる方法について掴めましたでしょうか?

もしこのままにしていたら危ないと思われたら、解体、撤去のため、解体業者のプチ解体をご検討してみてくださいね。

外構の撤去を行うプチ解体であれば、住宅解体とは異なり、現地調査を行わずに、写真と電話で見積もり金額のご提示が可能です。

まずは、お気軽に現地の解体対象物の写真をお送りくださいね!

ブロック塀の撤去にかかる実際に弊社でお客さまにご提示した見積りを公開していますので、ご覧になってくださいね♪

<ブロック塀撤去の見積り公開・原価の解説【塀の撤去が一般的なケース】>

<万年塀撤去の見積り公開・原価の解説【塀の撤去が高額になるケース】>

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