職長が行う住宅解体施工前のライフライン撤去手続き【施工画像で解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

職長が行う住宅解体施工前のライフライン撤去手続き【施工画像で解説】|東京・埼玉、解体のことなら 株式会社リプロ

メニューを開く

お電話でのお問い合わせ

職長ブログ

2020/06/05

職長が行う住宅解体施工前のライフライン撤去手続き【施工画像で解説】

職長が行う住宅解体施工前のライフライン撤去手続き【施工画像で解説】

目次

こんにちは!木造住宅の職長です。

今回は、住宅解体工事時のライフラインの撤去について。

「住宅の解体工事日程が決定したけど、現状のライフラインはどうすれば良い?」

「そのまま解体するの?そんなことないよね。どうするの?」

着工前に必ずお客様からご質問頂く内容です。

そうなんです。

住宅の解体工事を行うにあたって、電気や・通信の引込線類や都市ガスの配管が繋がったままだと建物は解体出来ません。

対象の建物を取り壊しても送配電線や供給管(本管)に影響を及ぼさないように、必ず切り離しを行います。

ライフラインの切り離し手続きについて

解体時における、ライフラインに必要な手続きはインターネット上で、多くの情報が出ています。

その多くが、「お客様ご自身」で、ライフラインの解約は行ってくださいとの情報が多いです。

ですが、ライフラインは解約するだけではありません。

引き込み線と引き込み管の「切り離し」という作業が必要になるのです。

ですので、今回は解体業者が実際にどのような手順で、ライフラインの「切り離し」手続きを行っているかご紹介したいと思います。

当社での手続き例のご紹介

解体施工開始前までに、お客様には、、、

ご契約の解約・一時中断の手続きのみお願いしております。

解体施工着手日に、解体業者である弊社からは、、、

引き込み線・引き込み管の切り離し手続きを手配しております。

解約や一時中断の料金はご契約内容によるかと思いますので、各供給会社にご確認頂き手続きをお願い致します。

解約すればそれで終わりではなく、実際に住宅とつながっている線と管を切断していく手続きがあります。

もちろん、お客様の方でも切り離し撤去依頼は可能なのですが、施工に併せて当社の責任で手配させて頂いた方がスムーズなのです。

ライフラインの解約に関するインターネット上の情報では、電気、ガス、通信各社に必ず「解体工事のための解約です」とお伝えしてくださいという記載が非常に多いのですが、、、

この「解体工事のための解約」と伝えるとどうなるかというと、、、

各社施工担当がご自宅に訪問できる日とお客様のご都合の良い日を日程調整して、
実際に訪問する日は午前中、午後などで3時間くらいの幅のある時間で待機して、
当日に施工担当の方から現場に向かう前に電話がかかってきて、
ご自宅にやってきて、どこが引き込み線で、どこが引き込み管でとか確認する作業が電気、ガス、通信会社で合計3回行われるのです。

これって、お客様が手配されますと、、、

何かと煩わしくないですか?

実際にお客様の方で電気、ガス、通信のそれぞれの引き込み線と引き込み管の切り離しまでやると結構面倒なのです。

ですので、当社ではお客様には、電気、ガス、通信各社へ解約や一時中断のご連絡だけをお願いして、引き込み線と引き込み管の切り離し工事の調整については、当社で行わせていただいております。


切り離し作業そのものは、各供給会社が基本的に無料で施工してくれます。

(立地や状況によっては、稀に有料になる場合もあります。)

それでは、切り離しが必要な各ライフラインについてみていきます。

電気について

電気の引き込み線は、当社では着手日の最初に(午前中に)撤去してもらいます。

万が一、作業中に引き込み線を引っ張ったり切断したりしてしまうと感電事故になりかねません。また、それにより送電線に影響を与えてしまうような事態になってしまうと大事になってしまいます。

電力会社の方は高所作業車や梯子を使って、引き込み線・メーター(・アンペアブレーカー)を撤去していきます。

ガスについて

都市ガスのケース

続いて、都市ガスの供給管の地境切断をガス会社の方に施工してもらいます。

着手日の午後です。

ガスメーターを取り外して、供給管が入ってきている道路と敷地の地境付近で切断してもらいます。

ガス会社の方は必ず、供給管が入ってきている場所のマーキングを行い、切断した箇所に赤い杭を埋めていきます。

電気同様、都市ガスも解体工事の施工班としては早めに切断したいライフラインです。

当然のことですが、ガスが供給されている状態の配管を切断することは出来ません。

また、単管パイプで建物を囲う養生を設置する際に、建地パイプを固定するために別のパイプを地面に打ち込むことがあります。

ガスが供給されたままの配管が埋まっている地面には、思い切り打ち込めません。

プロパンガスのケース

プロパンガスの場合は、お客様から契約中の会社に解約の連絡をして頂ければ、ガスボンベの回収に来てもらえるかと思います。その際に、建物を解体する旨をお伝え頂き、メーターの回収も同時に依頼して頂ければスムーズです。

私たちが現場に入った際に、ボンベは無くなっているがメーターが残っているというケースが多いです。

もちろん、その場合は当社でガス会社に連絡しメーターの回収を依頼するのですが、解約の連絡の時に、一度に済ませてしまう方が良いかと思います。

通信線類について

電話・インターネット・ケーブルテレビ類の引き込み線も躯体解体前に切り離してもらいます。当社では、着手2日目に来てもらうことが多いです。

電話線の引き込み線については、NTTさんに連絡して手配します。

インターネット・ケーブルテレビの引き込み線も、各契約会社をお客様から教えて頂き連絡します。

ただ、こちらに関しましては、契約者本人からの連絡が無いと手配・作業を行わないという会社も増えてきています。その場合には、私たちの撤去希望日をお客様から各会社に連絡して頂きます。

ちょっと困ってしまうケースとしては、既に解約されていて引き込み線だけが残っている場合です。過去の契約した会社を覚えていらっしゃれば問題ないのですが、どこと契約していたか忘れてしまわれている。あるいは、既に家にいない家族の方が過去に契約されていて分からない、となると調べるのに時間がかかります。

引き込み線・器具そのものや電柱に情報があれば直ぐに分かるのですが、分からない場合はそれっぽい会社に手当たり次第連絡します。

昔は、通信線は最悪切って丸めておいても大丈夫だという風潮もあったようです。

しかし実際は、キチンと撤去しないと近隣の方々の通信障害を引き起こす可能性もあるそうです。

当社では、必ず各通信会社に撤去してもらうようにしています。

水道について

ライフラインの中で水道だけは、解約せずにそのままでお願い致します。

水道メーターの先で仮設の水栓を立ち上げて、工事用水・清掃用水として使用させて頂きます。

というのも、解体の現場では重機を稼働して解体工事が始まると、とにかくほこりがすごいことになります。ですので、工事中は水をかけて、隣地への粉塵の被害を抑えるようにしているのです。

住宅の解体工事は、約10日〜1ヶ月間に及びます。

この間、解体中も近隣にお住まいの方々は毎日通行されますし、犬の散歩もされることだと思います。ただでさえ、毎日解体中の騒音をうるさく感じられているのに、さらに工事によって前面道路を土や泥で汚したまま帰ってしまっていたら、近隣の方々はどう思われるでしょうか?

文句の一言でも言いたくなるのが普通でしょう。

ですので、当社では毎日の工事の最後に、水で流して綺麗にしているのです。

この辺りも、インターネットの情報では、水道代を余計にかけるのは、解体業者が施主様に迷惑をかけているというような記載も目にします。

解体施工をする側からすると、近隣の方々に気分を悪くさせないように、道路を汚されたなどクレームがないようにという解体業者の配慮のため、水道を利用させていただいていることはご理解いただけるかと思います。

そして、工事完了後は、基本的にはキャップをして水が漏れ出ないようにします。

こんな感じです。

解体工事後に水道を使用するご予定が無い場合は、このタイミングで解約の手続きをお願い致します。

浄化槽・便槽について

使用されている(又は埋戻しを行っていない)浄化槽・便槽がある場合は、工事前に汲み取り・清掃・消毒を専門業者に依頼して下さい。

こちらは有料にはなりますが、必ずお客様の方でご手配お願い致します。

仮にそのまま解体してしまうと、汚水が溢れ出してしまい、匂いが辺り一体に充満してしまい、近隣の方々にも宜しくない状況になってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

住宅解体工事時に撤去しなければならないライフラインは、以上になります。

前述しましたが、お客様には解約の手続きを手配して頂き、ライフラインの引き込み線、引き込み管の切り離し工事は、全て当社で手配致します。

同じ日に全ての会社を手配したりしてしまうと、作業が重なってしまい上手く進まないなんてことにもなりかねません。

また、可能であれば私たち自身も現場にいて、施主様にはお立ち合いをしていただきながら、ライフラインの各社の担当と話をする方が、事前に確認も出来てありがたいです。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問下さい!

<リプロの施工事例はこちらをご覧ください♪>

<リプロの解体の特徴はこちらをご覧ください♪>
 

RIPRO TEL and MAIL CONTACT 最短 即日対応します!

お電話の方は「HPを見たのですがお見積りお願いします」とお伝えください!

お電話受付時間 9:00〜18:00

見積フォーム

見積フォーム

見積フォーム

お電話の方は「HPを見たのですがお見積りお願いします」とお伝えください!

見積フォーム

ページの先頭へ戻る