プチ解体のちょっとした話 ~住宅外構撤去は、作業条件で費用が変わる編~
工事のことに関して、ちょっとしたことをぽつぽつとつぶやいていく。
皆さんがお住まいのご近所で、環境の変化はありますか?
私の自宅の周りでは、畑だった土地が宅地になったり、新しい道路が開通したり、向かいの家が解体されて新築の住宅が建ったり、どでかい商業施設が建設されたりなどなど、、、
思い返してみると、ここ1~2年でけっこう様変わりしているものです。
環境の変化ということで、皆さんのご経験に隣地が解体工事をして、更地になった
というようなことはありませんか?
または、今まさに隣地が解体工事をしているという方もいるかもしれませんね。
工事中は騒音などでいやな思いをされた方もいらっしゃるかもしれませんが、
災い転じて福となす!
、、、な展開になるかも?
というわけで今回は、
作業条件で費用は変わる 編
です。
ブロック塀、花壇、カーポート、、、どういうものを壊すにしろ、撤去対象の近くに何かしらの構造物があると
「うわっ、マジかー」
となってしまうことが、我々には多々あります。
なぜかというと、、、
作業できるスペースが十分に確保できない
発生した廃材の運び出しが難しくなる
撤去対象外の物を傷つける可能性が高くなる
他にもあるかもしれませんが、代表的なものを挙げると以上のようなことでしょうか。
お客様からすると、
「こっちは頼んでいる立場だから関係ないんじゃないの?」
と、思われるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ関係あります。
例えば、、、
自宅の敷地内にブロック塀が建っているとします。
塀の幅が敷地の端から端まであり、高さも160cmくらいの、隣地との境にあるようなブロック塀だとしましょう。
そのブロック塀は自宅との間隔が、人ひとりがギリギリ通れるくらいの場所に建っていて、
隣地側にはさらにギリギリにお隣さんの建物が建っている場合、工事の際にどうなるかというと、、、
建物の壁を保護するための養生が必要になってくる
撤去作業をする人員、壁を保護するためのパネルを持つ人員、運び出しをする人員などなど、作業に人数がかかる
運び出しをする距離が長いと作業員の人数が増える
などなど、
また、作業は慎重に行っていますが、まれにコンクリートの破片など廃材がはねることがあり、そういう場合は養生をしていても建物を傷つけてしまう可能性があります。
そうでないにしても、解体によるホコリは立ちますので、相手方の敷地を一時的に汚してしまいます。
ホコリなどは作業後に清掃を行いますのでまだいいのですが、もしも傷つけてしまったらお隣とのトラブルに発展しかねません。
長々となりましたが、何が言いたいかというと、
「作業条件が厳しいと、安全対策のためにいろいろと費用がかかる!」
ということです。
つまり、見積金額が高くなってしまいます(泣)
タイミングがどうの、という話はどこへ行ったんだ?
いえいえ、ここからが本題です!
では、先ほどと同じ条件で今度は隣地の建物が解体され、更地になったとしましょう。
さらに、更地になった土地に車両と重機を搬入して作業ができるという条件になったとしましょう。
するとどうなるか!
解体に重機が使えるので、人員が少なくて済む
隣地の建物の養生が必要なくなる、というより建物がなくなるので傷つけることを心配するものが無くなる
下の画像のように、重機でえいやーと大胆に壊すことが出来ます。
「つまり、隣地に建物がある状況より見積金額が安くなる!!!」
ということです。
しかし、いつの間にか更地で新築工事が始まってしまうと元の木阿弥、、、
ブロック塀だけではありません。
敷地の奥に物置、万年塀、ウッドデッキなどなど、作業条件がいい場合だと壊しやすくなるもの、お安くできるのものがいっぱいあります。
さらに言うと、家が密集しがちの住宅街に建っている木造家屋なども隣地が使えると金額を抑えて工事ができるかもしれません!!!
「これ、ずっと前からどうにかしたいんだよなぁ、、、」
というものが、敷地にある方で
隣地が更地になったり、しばらく更地だったのに業者っぽい人が出入りしているなんてことはありませんか?
いつの間にか建築計画のお知らせ標識が掲示され、見る見るうちに建物がたっていくかもしれません。
または、購入を検討している土地に塀など、古い構造物がありませんか?
建物が建ってからではいろいろと厄介です。
壊すなら今です!
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